汐まねきの経済論＃１９（花見酒経済）

国民経済の原則は？花見酒からの脱却

国民経済の原則は、下記の４項目にまとめられると言われています。

1・国民の需要をみたすための供給能力
2・国民経済（閉鎖型）では誰かの金融資産は一方で誰かの金融負債となる。
3・国家が発行する通貨の裏付けは供給能力にある。
４・国民経済の目的は国民を豊かに安全に暮らすことを目指すものである。

この論は3次元での見方であります、私たちの生活経済は実に複雑で、これに少なくとも
時間の関係だけは組み込まなければなりません。

花見酒の樽酒は時間とともにどんどん減ってゆきます、限りのある樽酒の中身とは、
地球上の資源のことで地球上の資源が有限（閉鎖型）であることは誰もが知っていること
です。

国民経済の原則の4項目には2ツも供給能力が大事であると、その項目が入っています、
ここでいう供給能力とは地球上の資源のことになります。

歳をとって、限りある人生を悟った時、人生を大に感じます。
限りある資源は大切にしなければなりません。
今後の経済学はその方向に課題を進めるべきだと思っています。