汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論 #227 電力料金改定に待った!が

2023年03月21日 | 日記
汐まねきの経済論:電力料金値上げに待った! がかかる。  2023年3月月20日

この度、電力料金の値上げの申請を行っていた電力各社に対して政府は原油などの価格が少し落ち着き始めたことを理由に`値上げ’待った!
 再検討!を命じた。
これは日本のエネルギーの根幹を担っている電力会社の体力を落とすことになり、ひいては日本のエネルギー全体の弱体化に拍車をかける
ことになってしまった。
もともと、政府は電力会社に対して、電力会社の体力を落とすことに精を出してきている、電力は装置産業で莫大な投資が必要なのに、
少しでも利益が出ると料金の値下げを要求し、何の基盤も持たない、新エネルギー会社を乱立させたりして競争させてきた。

本来は、電力会社の体力をつけることが大事なのに、側から見ていると許認可権を振り回して‘いじめ‘としか思えないような政策をとってき
ている。
このままでは、日本の基本的な電力エネルギー事情はますます危なくなることは間違いない、そして、政府は言うであろう、‘政府に
責任はない、電力各社の経営が悪いのだ’

もともと、私企業の電力会社に対して、電力会社が販売する電量料金に口をはさむ理由はないのだ、電力会社はそれなりに適正な利益を
あげることにより、長期的な投資と安定の維持を図ることが可能になり、更に太陽光など代替えエネルギーの研究・開発に力を注ぐこと
が出来るのだ。
ある有識者と称する方が公聴会で、`電力会社は今まで、代替エネルギーの開発を怠ってきたので今回の石油価格の暴騰に対処できなく
なったつた、・・・云々と述べていました、そうではありません、電力会社がそのような開発に力を注ぐことが出来ないような経営を
政府が強いてきていたのだ。

又、昨日、東北電力では従業員の賃金アップを見送る決定をしたとのニュースが入った、今年の春闘で産業各社それぞれ大きな賃上げに
踏み切ったという中で、日本国力の基幹を担っている電力会社の社員の給料アップが見込めないという有様では、優秀な人材も集まら
ないばかりか、社員のモチベーションにも大きな影響を与える。

また、数年にもわたり一円の配当の出来ない会社に誰が投資をするのでしょう。

このままでは日本の電力事情はますます不安定になることは確かだと思うのです。

(ちなみに私は電力会社と直接の関係はありません。)
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汐まねきの経済論 #226 電力料金の値上げに想う

2023年03月06日 | 日記
電力料金の値上げに想う

ある有名なエコノミストが各家庭のエネルギーと食料品の家計に占める割合を次のように書いていました(どのような資料からかまた
どこの数字を用いているかわかりません) 

米国:10%
EU:25%
日本::30%

そして、日本は自国でエネルギーと食糧を自給できないからだと・・・述べているのです。

汐まねきに言わせれば、要するに日本の国はもともと貧乏な国なんだということなのです。
貧乏人ならばそれなりに、身の丈に合った生活(不幸な生活とは言わない)であるべきなのです、今はチョット放逸な生活をしている
のではないかと少し反省する良い機会かもしれません。

さて今月3月分のわが家の電気使用量の発表です・・・知人から消費エネルギーはトータルで見るべきなのでガスの使用量も併せる
べきとの指摘がありましたので、ガス使用量も併せて発表します。

3月の電気使用量:108㎾ \2987
ガス使用量:10立方メートル (13A)\2710

註:わが家の暖房は主に灯油です、2月の灯油は46リットル
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