汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論#175 合成の誤謬

2020年01月29日 | 日記
合成の誤謬

経済用語に合成の誤謬という言葉があります。
ミクロの視点に立つと正しいことでも、それがマクロ(集まる)と、はじめ意図した結果が正しく現れない。ことがあることを言います。

国民人一人が消費を節約すると個人の預金も増えるのだが、国民全員が節約をすると、その国の景気・経済に影響を及ぼして、個人の貯蓄は増えるものの、景気が悪くなってしまうので意味がない。…と言うのです。

これは誤謬でしょうか?

これを環境保護の立場から見れば誤謬ではりません、目の前に迫っている環境破壊を少しでも遅らせるためには、みんなで誤謬を犯して、無駄な消費を抑え、今こそ、節約を実施しなければらければなりません。
経済発展 GDPを増やすことが大事なのか? それとも、このまま地球を破壊し続けて行ってもよいものか?

誤謬は正しいのです
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シオマネキの経済論:#174 2020年の経済論

2020年01月09日 | 日記
2020年の経済論

2020年を迎えて、今年は話題を喫緊の重要な問題に絞るつもりです。
昨年の暮れから話題にしていた、MMT理論は斬新でイノベテイブな理論が展開されていると思っていましたが、どうも、何かしっくりといかない、奥歯にものが挟まった感じが抜けないでいました。

それは、MTT理論が金融論であり財政論であり政策論だったからです。、現実に即して生き生きとした理論が展開されるにもかかわらず、それでも、理論の範囲から抜け出してはいない。ということだったのです。

というのは、MMTは、従来の経済論の範囲である、発展・拡大・生長・をベースとしてインフレーション・デフレーション・の政策を論じているからでした、もっと、もっと大事なことがあるのではないか?という気がしてならなかったのです。

経済にはそして世界には、発展成長拡大という言葉がある以上、反対の衰退・縮小・減速という側面があるはずです、我々はこの反対の世界があることを忘れて成長..と発展・拡大にのみ目を向けてきたのです。

今、世界は成長・発展・拡大から縮小・減退へと転換をせざるをえない状況に入っています、
経済論も、これに即した、理論を展開すべきと思っているのです。

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