汐まねきの経済論 ＃225 老人の集団自決論

老人の集団自殺論　　2023年2月18I日

イエール大学の助教授の成田悠輔氏が　‘高齢者は老害化する前に集団自決をすればよい・・・　’　と述べたことで国内（外）で議を醸しだしています。
もちろん、とんでもない話！と批判的で、大騒ぎにならないようにと鎮静化をはかっています。

でも、誰もが、本心では老害を思っていことは間違いないと思うのです。

経済学で考えるとき、不要なモノ、役に立たないモノは排除し、効率を高めるという大原則があるのです、経済学者である成田氏が、老害を無くす！と
いう説には道義的、倫理的な観点を除けば経済効率を考えるときそれは間違いはないのです。

資本主義的な考え方の帰結ではありません、社会主義であろうと、独裁主義であろうと、主義主張に関係なく、人間社会にとって　　　　　　　　　
‘老人は不要なのです’これは永遠の真理です。

自然界を見れば、年老いた生き物は生存することが出来なくなります、これが自然なのです、人間だけが自然に逆らい老人の命を長らえるように
働きかけています。

老害は人間が、そして資本主義が自ら招いていることなのです。
自分自身で招いた結果を自分で否定しなければならない成田助教授はかわいそうな経済学者と言うほかはありません、もちろん　我々もです。

ちなみに私・汐まねきは今年90歳になります。

汐まねきの経済論＃224 一月の電気使用量は？

　今月1月の電気使用量は？

わが家に電気使用量発表の前に、ここで、ある経済評論家の家庭の使用量は？見てみましょう。

先日、（2月2日）あるＴＶの時事問題の番組を見ていたところ、出演している経済評論家が今年1月と昨年1月の自宅の電気料金を
比べて電気料金の高騰を話題にしていました。

その経済評論家のご家庭（2人暮らし）の使用電気料金は
昨年1月：約2万5千円
今年1月：約3万円（正確には29258円）だそうです。

さて、
1：私の暮らしている東北よりもはるかに暖かい東京でこれほど大量に電気を使用されている生活が私にはとても理解できないのです。
２：節電がこれほど差し迫っている現状で、こんな恥ずかしい数字を経済評論家として堂々とＴＶで公表することに躊躇はなかったの
だろうか？
もともと、評論家などと称している人の中には、口先だけ　の人がいることを我々は見抜く力を備えなければならないのです、
今回、この経済評論家（と称している）はとうとう馬脚を現してしまいました。

さて、今回もわが家（一人暮らし）の1月の使用量を発表します。

今年1月分：　８９KW　料金2636円
昨年同月: １２３KWkw 料金3933円
自分でも驚くほどの節電をしました。

追記
一般的に日常の報道の番組では何事につけてもわかりやすいようにと各国との比較をして図表化をします、これは、一見、正しいよう
に見えますが、例えばその国のの面積、人口、気候風土などは考えた上ではありません。
単純な比較は誤った判断をもたらします、よく比較される国です。

ここで、クイズです：ドイツの人口と国土面積は日本と比べてどの位か？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　：フランスの人口と国土面積は日本と比べてどの位？

この程度を知った上でその国との比較をして判断をしたいものです。