汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論#94大人が1千万円の借金を作った

2016年02月25日 | 日記
国民一人当たり1千万円の借金を作った大人たち・・・

23日に出先のホテルでフト手に取った朝日新聞に高校生の投稿を見つけました。多分女子の高校生と思われます。
彼女は‘大人がなんでも1千万の大きな借金を作っていると聞いたけれど、そんなお金を私たちの学校や進学に使って欲しい・・・’、という意味でしたが、(時間がなくて、詳しく読んだわけではありません)。

国民一人当たり1千万円の借金(国の財政の負債のこと)は、今の大人達が、飲み食いやギャンブルや趣味や娯楽に使って借金となったわけではありません、道路を作り橋を架け、港湾を作り災害の防災や治安の保持、学校の整備、病院や医療の充実・市役所・体育館・図書館・などなどに使って今の日本を造り上げてきたそのためにお金を使ったその結果のです。

外国へ出てみると良くわかるかもしれませんが、いろいろな意味で日本ほど素晴らしい国は見当たらないでしょう。
大人が大きな借金をして作った有形無形の財産ですから、これを若い人たちが今後、生かして欲しいものです。

身近なことで考えてみると、分かりやすいかもしれません、今私たちが、それなりに安心して、また、それなりに快適に暮らすことが出来ているのは、両親(祖父や祖母が)が借金をして築き上げた家に暮らしているからだと思うと理解ができるかも知れません。

確かに、最近は、お爺さん,お婆さんが長生きするので、それだけに薬だの病院や介護だのお金がかかって、若い皆さんから見れば‘面白くない’かもしれません。(私も80歳を超たので申し訳ないと思っています)

さて、問題です。
日本をリードをしてきた、天下の朝日新聞は、この若い読者に、どのような回答をしてあげたのでしょうか?
そして、教育の現場では、現代の経済・社会・などの仕組みなどの勉強をさせていないのでしょうか?

日頃は、短い話を心掛けているのですが、長くなりました。




コメント (2)
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汐まねきの経済論 #94スケールの小さな経済論

2016年02月19日 | 日記
もっとスケールの大きな経済を論じたいものです。

金利がマイナスになったの、GDPが縮小したの、などと目先の小さな出来事に一喜一憂して,アーでもない、コーでもない、
と有識者だの経済学者が飯の種にしています。

経済学者たるもの、もっと大きな視野で、もっと大きなスケールで、経済という手法を活用して論じてもらいたいものです。
経済学者は本当にスケールが小さくなってしまいました、恥ずかしいとお思いませんか?
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汐まねきの経済論 #92 60年前の経済学

2016年02月09日 | 日記
60年前の経済学

私は1952年大学の経済学部に入学しました。

入学の時、学長から‘君たちは何をしに大学に入ったのか?’と尋ねられたのを覚えています。

そして、‘大学は真理の探究の場である!’ということを絶対に忘れてはならない!!と教えられたのです。

、最近の若い方にこの話をすると‘へー?真理の探究?・・・という答えが帰ってきます。
経済学もしかりです、70年代からのアメリカ型・市場経済論が世界を風靡し始めて以来、真理の探究は死語になってしまいました。
そして、現在の怪しげで不安定、人の心を貧しくして混乱の世界へと導くことになりました。
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