汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論 #228 敦賀原発2号機の再稼働の申請について

2023年04月08日 | 日記
汐まねきの経済論:敦賀原発2号機再稼働審査 
       
日本原電(株)の敦賀2号機の再稼働の審査にたいして原子力規制委員会は資料の不備と資料の誤りが数多くあったことで
審査の中断と言う厳しい決定をしました。

われわれはこのニュースを見ると申請をした日本原電がいかに資料の捏造や書き換えなどを行い再稼働を勧めようとしたか
のような印象を覚えます。
実態はどうなのでしょうか、私の長年の会社勤め経験から、日本原電のようなそれなりの会社が(また、働いている方たちが)
このような大事な事柄をそう簡単に、しかも審査委員会に簡単に指摘されるような資料を作成する筈は決してないと考えざる
を得ないのです。

ある発表では
(評価に用いる試料片の作成方法が不適切、審査資料の誤り1300か所余がある)があったとあります。
今回の審査中断は、原子炉本体の問題ではなく、設置している地形の活断層がどうなのか?そして資料サンプルの取り方、分析
などを行うといったことに始まる立地条件問題なのです。

活断層の問題を原子力の会社に求めるのは少しお門違い?と言う気がしてなりません、これは専門の調査機関に委ねるべきでは
ないでしょうか?またどうしてそのような方法をとらないのか?
又、試料の採取や分析は、審査する原子力委員会が行うべき事項で、申請者の日本原電(株)が自分で自分の資料を作成する
べきではないと思うのです(費用は原電持ち)。

何もかも、やらせておいて、それを審査してどうこう言うのは実に簡単です、どう見てもフェアーではありません。
そしてこの次に規制委員会は次のように問題を切り出すでしょう、切り出し方は陰湿一つづつ出すのです、長引かせることが
出来るから。

1:総理大臣が突然狂いだして 原発の破壊命令を出したときの対処方法はできているか?
2:星が降ってきて原発に当たっっ時の対処方法はできているか?
3:北朝鮮からのミサイルに対して防空システムの構築を立てよ。

ちなみに私は原発には大反対なのです。
コメント
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