汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論#173 MMT理論そのⅤ(貨幣の発生)

2019年12月07日 | 日記
MMTの貨幣論(貨幣の起源)
MMTのオカネの起源に対する考え方は非常にユニークで面白い。

今までの一般的な考え方は、オカネは品物の交換の手段としてとして生まれたものだ というものでした、そしてお金は高価な金属によってその価値を保証しているのだという、いわば貨幣商品説でした。

MMTの考え方は、信用貨幣論です。
それは、もともと、権力者が、従属している人間たちが提供してくる労働とか品物とかに対して、確かにお前たちから、それらを‘受け取ったよ’という証拠として渡していたものだというのです。

確かに‘割符’はそのようなものです、支配者と被支配者の間には一種の信頼関係が無ければなりません。

確かに我々も日本の国家に対する信頼があるから、単なる印刷をした紙切れを流通させています。
何らかの事情で国家の信頼が失われると、その国の紙幣は国民の間で信用を失い、国家の破たんへとつながるのです。

今年の初めにもこのブログにも載せました、お金の発生は?という疑問が少し融けた気がしています。
鶏が先か?卵が先か?、貨幣は支配者が先に支払ったことから金が先でした。
コメント
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