菊池雄星が6戦目にしてやっと勝った。
僕はマー君の試合を見た後、この日、投げていたダルの結果を含めて、原稿を一本アップした。
その後、雄星の試合を見た。
雄星は5回までアップアップの投球。リードしては追い付かれそうになる展開で、5回まで何とか投げ切った。
97球10安打2四死球3三振4失点という粘りのピッチングだった。
雄星は5ー4と勝利投手の権利を持って降板した。今まで3試合、勝利投手の権利を持って後続に託したが、ことごとく勝てなかった。
僕は「今回もアカンな」と思った。今までで一番ムードが悪かったからだ。
雄星の結果は気になったが、淡路島からわざわざ大阪に出てきた元同僚Kとの約束があったから、後ろ髪を引かれる思いで外出した。
その約束とはWINS梅田で競馬をするというしょうもないモノだったが。
競馬は10Rから5つのレースを買った。友との久々の競馬だから大枚4万円を注ぎ込んだ。
「大儲けするぞ!」と意気込んだものの、サッパリ。4レースやって、1レースの当たりのみ。このままメーンも負けると3万2000円の損。
するとどうだ!東京のメーン、フローラSの馬単4ー2、3480円を1000円取って、辛うじてプラスで終わった。僕は勝負強いのだ!
そして、雄星の結果を見た。
6ー5でマリナーズがエンジェルスを振り切り、勝っているではないか。
雄星、薄氷の勝利。5試合投げて取ろうして、取れなかった白星。勝つときはこんなもんや。
おめでとう雄星。
僕も最後のレースで取り戻したで!
これで終わったら、ただの駄文。
雄星の課題を一つ書いておく。先輩の元野球記者Mの受け売りだが。
「雄星はもっと正確なコントロールと緩急、特にチェンジアップを覚えなメジャーではやっていけない」
先輩がそう言ってました。
僕もそう思います。