三島由紀夫、割腹自殺から50年&50年目の巨人軍の惨状

今日11月25日は、ノーベル文学賞候補と言われてた作家・三島由紀夫(享年45)が自衛隊駐屯地に押し掛け、割腹自殺した日だ。

あれから50年経った。

僕も遠くに来たもんだと思う。

僕はあの頃、19歳だった。

世の中は70年安保で騒然としていた。

そんな中での三島の割腹自殺。

緊急事態宣言明けに最初に見たのがこの映画だ。

三島由紀夫と東大全共闘の激論が交わされたのが自殺の前年の1969年だった。

立場は真逆だが、妙に気が合った？討論会だったような気がする。

だからか知らないが、彼の切腹には全共闘の学生らにも大きなショックを与えた。

僕も衝撃を受けた一人だ。

友人達と喧々諤々話し合った。

「先を越された！我々は三島のような覚悟があるのか」というようなショックだったかな。

そんな時、ベ平連代表で作家の故小田実が「思想の違う人間の自殺に動揺するなんて、おかしい」と書いた。

はっと目が覚めたことを、今でもハッキリ覚えている。

それにしても、あれから50年とはね。

話はコロっと変わる。

丁度、その頃は巨人の全盛期だった。

今日、ソフバンが勝つと、あの「V9巨人」以来の日本シリーズ4連覇になる。

V9巨人とは、1965年から1973年まで、王、長嶋を擁した巨人がリーグ優勝9連覇、日本シリーズ9連覇をしたことをいう。

監督は「石橋を叩いても渡らない」と言われた故川上哲治。

しかし、このV9の時には日本シリーズでの4連勝は１度もなかった。

それほど4連勝は難しいのだ。

それが今回は巨人が2年続けて4連敗しそうだ。

草葉の陰で川上さんが泣いてまっせ、原監督。

シッカリせんかい！