僕の家には大きな柿の木がある。毎年、多くの実を付け、ご近所や友達にお裾分けしている。
甘くてなかなか評判がいい。この柿の木、元々あったわけではなく、食べた柿の種を捨てたのだろう。いつの間にか生えてきた。
後3週間くらいしたら、高枝切りバサミで収穫するつもりでいた。
午前にピンポンが鳴った。誰かと思ったら同年配の「さすらいの植木屋さん」だ。
ここ3年、11月くらいに、バイクでやって来て、リーズナブルな価格で庭の木を刈ってくれるのだ。
僕は庭など何の興味もない都会人?だから、刈ってくれさえしたらいい。
彼が来る前は造園業者に頼んでから、それなりのお金を払っていた。
こちらは刈ってゴミ袋に詰めてくれるだけだから、ゴミ出しの時、何回かに分けて出す。
僕としては隣家に多くの実を付けて張り出している柿の木を切ってほしいのだが、もう少し熟してから切ってほしかった。
だから3週間後くらいに来てくれと言っても、おじさんは今から切ると言って聞かない。
切って袋に入れてたら自然に熟すと。ほんまかいな?
どうしても今日やりたいのだろう。もう少し待ちましょうと言っても、大丈夫の一点張り。
僕は押しに弱い。じゃあ宜しくと今やってもらっているけど、どうなることやら。
今、おじさんが帰って行ったが、まあまあ良かったかな。
よそから来て「この日しかアカン」いうのも理解不可能ですけれど(笑)