我が家の風呂の電気給湯器は設置して24年になる。
こんな古色蒼然とした代物だ。
それでも熱湯は出るし、湯も濁りもなく、まっサラだし、臭いもない。
昔のモノだから、左のハンドルで熱湯が、右のハンドルで水を出して、湯加減を調節するヤツだ。
親が取り付けた給湯器を故障もないので、そのまま使っている。
まあ、湯が出なくなったら新しいのに取り換えればいいやと思っている。
昨日、風呂に浸かりながら、フト頭に閃いた。
この湯は本当に大丈夫かいな?あんな古い給湯器の湯やで。
それに親父が言ってたな、月に1度は2分間排水せないかんとか、なんとか弁を動かさないかんとか。
そんな事を思い出した。
僕は1度も何もしていない。
湯は大丈夫か?不安になってきた。
そこで早速、関電阪神営業所に連絡した。
訳を話すとメーカー聞いて下さいという。
メーカーはTOSHIBAだった。
TOSHIBAの販売店の店主とは仲良しだ。
僕は電化製品を彼から殆んど買っている。
早速、電話して「TOSHIBAの給湯器を24年間使ってますが、取説に書いてること何一つしてません。湯は普通に出てるけど、湯の質は大丈夫かな?」
すると彼は「ウチも17年間使ってますが、僕もほったらかしですよ。大丈夫ですよ」と嬉しい返事。
「エコキュートやなく、ヒーターで沸かす給湯器は単純で長持ちするんですよ。何にもしなくても水質は大丈夫ですよ」
それを聞いて僕は一安心!
「もうすぐ壊れるやろから、そん時は新しいの頼むわ」と言って電話を切った。
今、気分良く湯船に浸かっている。
またまた大袈裟に騒いだ。
反省!