(猪木vsアリ戦のチケット。誰から貰ったか忘れたが、試合のずっと後に貰ったお宝。東スポが主催陣に入っていたから、その辺から手に入ったのかな)
昨日朝、アントニオ猪木が79歳で亡くなった。
すぐ速報をと思ったが、いろんな都合で書きそびれた。
我が東スポと言えば、僕が入社した頃は一面は必ずプロレスだった。
僕も子供の頃からプロレスとプロボクシングが大好きだったので、ピッタリの職業を選んだ、と言えるか。
(アリ全盛期の写真。あの頃は無敵の強さだったが、ベトナム戦争反対の徴兵拒否で4年間リングに上がれなかったのは、痛かった)
だから、今は物置になっている僕の書斎には、格闘技関係のお宝が結構ある。
忘れもしない。
僕が入社して間もない頃、猪木vsアリの世紀の一戦が行われた。
「大好きな猪木とアリが闘う」僕の興奮は頂点に達していた。
真昼の"血戦"だったから、速報版のため大スポの仕事で関与した。
東スポから刻々入ってくるFAX原稿を記事にするのだ。
そしたら「○R、猪木寝て終わる」という原稿がずっと続き、どないなっとるんやと思ったことを、よく覚えている。
試合はそのまま終わり"世紀の凡戦"と酷評された。
でも、いい思い出だ。
その後、東スポは猪木の活躍と共にあった。
そんな猪木も亡くなったか。
僕達の青春時代を彩ったスター達が最近次々に亡くなっている。
寂しいし感慨深い。
合掌。