高浜原発３、４号機の運転差し止め

大津地裁は高浜原発３、４号機の運転を差し止める命令を出しました。「正しい」判決だと思うのですが、「正しい」だけでは世の中は進んでいかないのが現実です。我が国の司法が「正しい」判決を下したことには大いなる救いを感じます。この国は下朝鮮のように腐ってはいません。民族のレベルが違います。我が国は世界に冠たる大日本です。高校生を魚の餌にする下朝鮮とは違います。ただ、関西電力管内の電気料金値上げは必定でしょう。国家戦略的にエネルギー自給率も下がります。明日で福島の地震から５年が経ちます。勤務先の会議室のＴＶに映っていたのはＣＧかと思うような津波画像でした。これはとてもよくできたＣＧ画像を流しているんだと思いたくなるような惨事でした。



高浜原発がボン！と逝った時の避難訓練なんかは何もできていません。あるのは薄っぺらな避難計画書だけです。高浜から南東50kmには琵琶湖があります。大阪の水道は琵琶湖の水を水源にしていなかったでしょうか。大阪どころか関西広域だった思います。私の記憶違いかな。セシウムを含んだ大気が琵琶湖に降り注ぐことはないのでしょうか。それこそ、全住民に対して、抜き打ちで原発から20km圏外へ避難させる訓練を実施したのでしょうか。そんな訓練の実施なんて、現実的には大混乱は必定だから実施出来るわけがありません。琵琶湖の水を水源としている自治体の水を遮断するような訓練はやったのでしょうか。阪神地域から高浜原発反対の声が大きく出てこないのが不思議です。これも、この訓練も現実的には出来やしない。現実に実施したら死者も発生するかもしれません。大掛かり過ぎて、あらゆる方面に悪影響を及ばす訓練なんて、そう簡単に実施出来るわけがありません。それをやったとしても、所詮、「訓練」に過ぎませんね。訓練で避難に使う道路には土砂崩れも、崩壊も起きていません。電気も通じている。携帯電もつながります。だったら、Voyagerは高浜原発は止めるべきだと思います。原発稼働ありきで物事を進めるから、稼働に当たってするべきことも御座なりにし、結局、地裁の差し止め命令を受ける無様な醜態をさらけた関西電力。関西電力という組織には原発を稼働させる能力は皆無と見ました。この国には原発が必要だと考えます。だから、原発を稼働させる条件をすべて検証し、それを真摯にクリアしなければいけないのですが、所詮、阿呆の集まりに過ぎない関西電力では無理だったようです。関西電力は高裁、最高裁と争うのかな。無駄な努力だとは思うのですが、さてさて、どうなんでしょう。