gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

耐震偽造問題

2005-12-02 22:43:18 | ノンジャンル
耐震偽造問題の衆院証言を聞いていて、見苦しいやら、「悪」とはこういうものだと、大変お勉強させていただきました。当事者の皆さんには寝耳に水で、さぞかしご苦労のことだと思います。しかし、東京のどっかの区の該当マンションの住民であろう女性が区の説明に食って掛かっていた風景がニュースで流れていました。この女性、何か大きな勘違いをしていないだろうか。お気の毒ではありますが、はっきり言って馬鹿です。大馬鹿です。冷たい見方をすれば、今回の事件は地震でも、津波でも、雷被害でもありません。個人の責任で避けることの出来ない天災ではないのです。大の大人が交わした売買契約に基づくものです。名古屋に住んでいても「ヒューザーのマンション」は安いが粗悪ということは関東の友人を通して伝わってきていました。同等条件で数百万円から一千万円は安かったそうです。口の悪い別の友人は「東京で大地震に遭遇したら、どこに居ても同じだ。だったら、ヒューザーのマンションでも十分。」との賜っていました。なるほどね。大の大人が交わした売買契約で失敗したからといって、区の対応に食って掛かるというのは筋違いというものです。何でも国や地方自治体の責任にしたがるのは幼稚過ぎると思います。魔法でも存在しない限り、同等なマンションが数百万円から一千万円も安く買える訳がありません。裏を読むことの出来ない大人子供が、己の知識レベルを超えた買い物をすると、こういうことになるという良い見本のようです。強制的に徴収された受信料からNHKの不祥事に対する弁済費が払われては理不尽なように、全く持って、個々の売買契約に関わることに税金が使われては理不尽だと思います。もう一つ、自治体によって対応が違ってくるのも、これも当たり前のこと。個人の売買契約で失敗した人間を特例で公共住宅に入居させる余裕がある自治体なら、個人の責任で何ともならない人々を無料でも良いから入居させてあげる方が、本来の正しい自治体のあるべき姿です。特例措置をとった自治体は間違っています。この面では東京都は正しいと思います。体重=68.0kg