○五感俳句540・聴覚133・桂鴻志01・2021-07-19(月)
○「地の底に濁流の音梅を干す」(桂鴻志01)
○季語(梅干す・晩夏)(「俳句四季201607」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:地面に直置きした筵の上に梅を干す。数日来の大雨がようやく上がり近くの渓流が水嵩を増して濁流となっている。筵にその響きが伝わってくるのだ。
○桂鴻志(かつらこうし)
○好きな一句「如意棒に良き枝を切る雲の峰」02
○季語(雲の峰・三夏)(引用同上)
【Profile】:1934年兵庫県丹波市出身。1946年丹波延命寺にて、→田村木国に俳句の初学を学ぶ。1976年笹鳴句会結成。1980年「青」入会。1986年→吉本伊智朗主宰誌「斧」創刊編集同人。2005年俳句活動に対して東条町々長特別賞受賞。2005年度兵庫県ともしび賞(俳句部門)受賞。
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