俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○次元俳句494「秋の声振り向けば道暮れてをり」(豊長みのる)

2020-08-30 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句494・背後(空間)12・豊長みのる01・2020-08-30(日)
○「秋の声振り向けば道暮れてをり」(豊長みのる01)
○季語(秋の声・三秋)(「→水牛歳時記」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきけこしすせそちつてにぬねのはひへほむめもや~)】

【鑑賞】:「秋の声」という季語。秋を感じさせるいろいろな音や気配など。掲句では何であるかは特定されていない。作者は何かを感じて振り向いたのだが、夕暮の中に道が続いているばかりである。


豊長みのる(とよながみのる)
○好きな一句「水の香をはなれてたかき帰燕かな」(『幻舟』1980)02
○季語(帰燕・仲秋)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)

【Profile】:1931年兵庫県神戸市出身。→山口草堂に師事、「南風」新人賞受賞、編集同人。1986年「風樹」創刊主宰。日本詩歌句協会初代会長。

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