俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句576・たなごころ1・浅川芳直01・2022-03-28(月)
○「たなごころ頬に添へらる鳥曇」(浅川芳直01)
○季語(鳥曇・晩春)(「俳句201906」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:漢字では「掌(たなごころ)」。「→語源由来辞典」で調べてみた。「平らに広げた手のひらを表している」漢字であるという。拳を頬に添えているのではない。柔らかく開いた掌を頬に当てているのだ。窓から鳥曇(とりぐもり)の空を眺めながら。
○浅川芳直(あさかわよしなお)
○好きな一句「鳥帰る窓辺に小さき魔法瓶」02
○季語(鳥帰る・仲春)(引用同上)
【Profile】:1992年宮城県出身、名取市在住。1998年「駒草」入門。→蓬田紀枝子・→西山睦に師事。2017年より東北ゆかりで平成生まれのための俳誌「むじな」編集・発行人。