俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句575・黄16・荻原映雱01・2022-03-23(水)
○「停年の前にうしろに黄雪降る」(荻原映雱01)
○季語(黄雪・三春)(「俳句201405」より引用)※黄雪:黄砂が春の雪を黄色に染める気象現象。【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:作者は秋田の俳人。『季語鑑賞あきた歳時記』を刊行した。「黄雪」とは黄砂が春の雪を黄色に染める気象現象。出羽は年度末三月も新年度四月も雪が降る。
○荻原映雱(おぎわらえいほう)(1911~2000)
○好きな一句「泥鰌笯を漬けどろどろの闇の底」02
○季語(泥鰌笯・三夏)(「俳句201405」より引用)※泥鰌笯(どじょうど):泥鰌を田や水路で夏にとる仕掛け。
【Profile】:秋田県秋田市出身。俳人の→荻原都美子の父。「天為」同人。「石蕗」創刊主宰。1981年『季語鑑賞あきた歳時記』を、1983年に増補改訂版を刊行。それをもとに1984年、秋田魁新報に「あきた季語春秋」の連載、『郷土季語発掘』として刊行した。