俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句0201・掌06・西山睦01・2014-11-18(火)
○「てのひらを貫ぬいてゆく寒卵」(『春火桶』2012)(西山睦01)
○季語(寒卵・冬) 「てのひらをつらぬいてゆくかんたまご」
【鑑賞】:この一個の寒卵の存在感。掌に載せると、掌を貫いて落ちてしまいそうな寒卵を感じています。
○西山睦(にしやまむつみ)
○好きな一句「埋火を独りの父に置いてきし」02(『埋火』1995)
○季語(埋火・冬) 「うずみびをひとりのちちにおいてきし」
【Profile】:1946年、宮城県多賀城市出身。→阿部みどり女、父の→八木澤高原、蓬田紀枝子に師事。「駒草」継承主宰。俳人協会幹事。神奈川県在住。
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西山睦掲載句
03ひとすぢの枯色通る草氷柱(草氷柱・晩冬)〈特集565・いろは俳句5-4「ひ」〉2022/1/14