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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句575「糸桜一樹に春を集めけり」(『木の葉髪』1976)(上林暁)

2022-03-20 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句575・収斂3・上林暁01・2022-03-20(日)
○「糸桜一樹に春を集めけり」(『木の葉髪』1976)(上林暁01)
○季語(糸桜・仲春)(「現代俳句集成別巻一」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:染井吉野より少し早い糸桜。別名枝垂れ桜。この大樹を真中にして春風があつまってくる。もうそろそろ鎌倉の長谷寺あたりへ出かけようか。

上林暁(かんばやしあかつき)(1902~1980)
○好きな一句「雨来ずや一日昏し額の花」(『木の葉髪』1976)02
○季語(額の花・仲夏)(引用同上)

【Profile】:作家。1918年に発表した「薔薇盗人」で新進作家としての地位を固めた。戦後「晩春日記」などを発表、代表的な私小説作家となった。

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