俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句574「雁帰る棹しなやかにたわませて」(磯村光生)

2022-03-13 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句574・撓み(空間)3・磯村光生01・2022-03-13(日)
○「雁帰る棹しなやかにたわませて」(磯村光生01)
○季語(雁帰る・仲春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:空間の「撓み」第3弾。日本で冬を越した雁が北へ帰る。この棹とは雁の列のことであろう。本来のV字型の編隊よりも棹が撓んだようなやや緩やかな隊列。

磯村光生(いそむらこうせい)
○好きな一句「灯の入りて折り目柔らぐ紙雛」02
○季語(紙雛・仲春)(引用同上)

【Profile】:1942年愛知県安城市出身。1982年東京・新橋に「酒房いそむら」を開店。1992年「」入会、1994年同人。神奈川県横浜市にて「風友」主宰継承。

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