俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句574「その先は汽笛となりて黄水仙」(鈴木夏子)

2022-03-17 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句574・不明35・鈴木夏子01・2022-03-17(木)
○「その先は汽笛となりて黄水仙」(鈴木夏子01)
○季語(黄水仙・仲春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけこせそちつにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:遠方の聴覚と取り合わせの近景の色彩。この汽笛は汽船か。「その先」という不明語句を推察してみると。春の霞の沖。汽船の影が見えなくなってから汽笛だけが遠く響く。

鈴木夏子(すずきなつこ)
○好きな一句「冬夕焼木偶の笑ひを残す山」02
○季語(冬夕焼・三冬)※木偶(でく):木ぼりの人形。また単に、人形。

【Profile】:1932年山梨県出身、東京都調布市在住。「四季」編集同人、雷魚同人。

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