俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0141・胸05・杉山岳陽・2013-09-24(火)

2013-09-24 07:27:11 | 五体俳句

●五体俳句0141・05・杉山岳陽・2013-09-24(火)

 

○「かなかなや裸の吾に妻の影」(杉山岳陽01)

季語(かなかな・秋)

上半身裸で外作業をしているのでしょうか。妻も傍らで手伝っています。まだ日中は秋の暑さですが、夕方になるとかなかなの涼しげなこえがきこえてきます。今日の作業はもう終わりです。

 

杉山岳陽(すぎやまがくよう)(1914~1998)

代表句「妻の影わが影夜寒始まりぬ」02

季語(夜寒・秋)

静岡県沼津市出身。三越百貨店に勤務中、職場の先輩、→篠田悌二郎、→瀧春一の紹介で→水原秋櫻子を知り、師事。「馬酔木」に投句。その縁で、→石田波郷と交わり「鶴」創刊時に参加。昭和24年、「馬酔木」同人。

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