俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0141・胸05・杉山岳陽・2013-09-24(火)
○「かなかなや胸裸の吾に妻の影」(杉山岳陽01)
季語(かなかな・秋)
上半身裸で外作業をしているのでしょうか。妻も傍らで手伝っています。まだ日中は秋の暑さですが、夕方になるとかなかなの涼しげなこえがきこえてきます。今日の作業はもう終わりです。
○杉山岳陽(すぎやまがくよう)(1914~1998)
代表句「妻の影わが影夜寒始まりぬ」02
季語(夜寒・秋)
静岡県沼津市出身。三越百貨店に勤務中、職場の先輩、→篠田悌二郎、→瀧春一の紹介で→水原秋櫻子を知り、師事。「馬酔木」に投句。その縁で、→石田波郷と交わり「鶴」創刊時に参加。昭和24年、「馬酔木」同人。