俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0140・自由律016・海藤抱壺・2013-09-18(水)
○「わが心のやうな林檎があるナイフのそば」(海藤抱壺01)
季語(林檎・秋)
林檎と似ているのは運命でしょうか。形状でしょうか。たやすく想像できることは、その林檎はまもなく、ナイフによって割られて剥かれる運命にあるということです。
○海藤抱壺(かいどうほうこ)(1902~1940)
代表句「月は澄んで氷嚢のま上か」02
季語(月・秋)
宮城県仙台市生まれ。1914年、県立仙台二中に入学。17、18歳頃より聖書に親しむ。1920年、肺結核のため退学。1925年、→荻原井泉水に師事、「層雲」に投句をはじめた。