俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0141・むらさき02・中西舗土・2013-09-25(水)
○「秋の蝶むらさきうすく隠れけり」(中西舗土01)
季語(秋の蝶)
漢字の「紫」は4回ありますが、「むらさき」は2回目です。同じ色彩ではありますが、和の色彩のナイーブな部分を尊重してあえて区別したいと思います。「秋の蝶」には「むらさき」が似合います。
○中西舗土(なかにしほど)(1908~2004)
代表句「日のおもて日の裏側の柿若葉」02
季語(柿若葉・夏)
石川県生まれ。北国銀行勤務。→石田波郷の「鶴」同人。→沢木欣一の「風」編集同人。「雪垣」主宰。→前田普羅の研究でも有名。1984年第12回泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞。