「ドアーズ」名称使用を禁止＝再結成バンドに対し－米地裁

こういうニュースって悲しくなってくる。わたしも「青春のはしか」みたいに、中学生の頃はドアーズを聞きまくっていた。どっかの、ボーカルは死んじゃったのに忘れられてたようなおっさんを連れてきてツアーまでやってるＱのつくバンドみたいなことになっちゃあ、ジム・モリソンだって浮かばれないってもんでしょ。

「ドアーズ」名称使用を禁止＝再結成バンドに対し－米地裁

結局、残されたメンバーの生活費の問題か、無闇に「幻のグループの再結成」みたいな話が増えてきたような気がするのは気のせいだろうか・・・。

ジム・モリソンで思い出すのは、パリのペールラシューズ墓地にある彼のお墓に行ったときのこと。パリで一番広い墓地の夕暮れを、たまたまそこで知り合ったイギリス人の鼻ピアス・ギャルと彷徨ってジム・モリソンの墓を捜し歩いたのだけど、わかりにくいのなんのって！近所に住んでいるという墓地で散歩するのが趣味というフランス人のおじさんに、「君たち、モリソンの墓を探しているのかい？」ってな調子で（まあ、だいたいこんなニュアンスでした！？）、親切にも教えてもらってなんとかたどり着いたのが、墓石が削り取られまくっていて墓だかなんだかわからない、「ジム・モリソンの墓」だった。（画像がそのとき撮ったもの。）

そのときも墓の周りには結構な人がいたのだけど、多分その場にいた人は誰もジム・モリソン抜きのドアーズなんて望まないだろうな・・・。

興味を持った人は映画「ドアーズ」をどうぞ！オリバー・ストーンにしては上出来な映画！

ドアーズ ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る

それと、パリの墓地散策に関しては、わたしのこの記事をどうぞ！

まぼろしの世界 ドアーズ イーストウエスト・ジャパン このアイテムの詳細を見る

というわけで、"love me two times"を口ずさみながら…。