切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『小泉純一郎と日本の病理』 藤原肇 著

2005-10-31 01:58:33 | 超読書日記
これはまさに快著!パパゲーノさんからご紹介を受けて気になっていたところに、「きっこのブログ」のきっこさんによると、「発刊早々、ソッコーでコイズミからの圧力が掛かり、第2刷は期待できずに絶版になるって噂」ということで、ソッコーで近所の本屋さんで買ってきたこの本、まさに「一家に一冊」、『嫌韓流』より売れなけきゃいけませんよ、これは!!

たった税込千円ながら、ここまで書くかっていう内容に加えて、巻末には小泉語録まで付いているという充実ぶり!改めて、小泉語録を読んでいたら頭がクラクラしてきましたよ!

内容は読んでいただくにしても、章のタイトルだけ拾っても、「日本は死に体」「隠された過去」「小泉真紀子内閣」「ゾンビ年代記」「賎民資本主義」「聖域だらけの改革」「自己陶酔外交」そして最後に、「ジャパン・ナッシング」!まさに溜飲の下がる内容目白押し。

また、この本が撃っているのは、小泉自身はもちろんのこと、不甲斐無いマスコミもだってことは忘れてはいけないと思う。下世話なネタが大好きなマスコミがなかなか書かない、小泉の学生時代のレイプ疑惑や小泉の利権疑惑、そしてさまざまな政治家の学歴詐称問題など、よくぞここまでって思いましたね!(というか、既存のマスコミって何やってんの?)

とにかく、この本を「名著」と思うか、「トンデモ本」と思うかは読んだひとの判断なんだろうけど、これぐらいやってのけるのが「言論の自由」って奴なんじゃないかって思います。

というわけで、断固、推薦!!

PS:本の内容が気になった方はココをクリック!
小泉純一郎と日本の病理 Koizumi`s Zombie Politics

光文社

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国勢調査が来ない! | トップ | 絶対に許せない!障害者自立... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

超読書日記」カテゴリの最新記事