『２０１１年度版 現代用語の基礎知識』に中川右介の歌舞伎記事！

たまたま『現代用語の基礎知識（2011年度版）』を眺めていたら、「どうなる『歌舞伎と歌舞伎座』」というタイトルで、新書『坂東玉三郎』で知られる中川右介氏が文章を寄せていました。これが、ちょっと興味深かったなあ～。興味のある方はどうぞ！

新書『團十郎と歌右衛門』では歌右衛門家の血縁関係をしつこく追及していた中川氏だったけど、今回はこれからの歌舞伎界の展望に加えて、彼の私見がちらちら垣間見られて、ちょっと面白かったですね。

というのも、歌舞伎界取り巻き評論家の類いだと、「全方位外交」的な、当たり障りのない話ばっかりになってしまうからで、本職「クラシック雑誌編集者」というスタンスがかえってよいように思えますね。

で、わたしが気になったのは、玉三郎が過去の何らかのトラブルを理由に、演舞場出演を拒んでいるというくだり。

本当なんですかね～。

確かに、演舞場に出演した記憶って、少なくとも近年はないですよね。

このあたり、ご存知の方がいたらお教えください！

でも、東京の玉三郎を愛する歌舞伎ファンは、今後どうしたらいいんですか？ねえ～、大和屋！！

	現代用語の基礎知識　2011年版
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