切られお富!

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「柳家小さん」来秋復活…長男・三語楼が襲名へ

2005-06-18 07:31:12 | 新釈落語噺
へぇ~って感じ。わたしはてっきり小三治が次の小さんを継ぐものだと思っていたし、確か亡くなった小さんもそんなことを言っていたと記憶している。(「小三治」の名前を継いだ人が次の小さんを継ぐというのは一応決まったコースではあるしね。)でも、本人が固辞してるんじゃしょうがない。しかし、小三治の名跡を継承してる責任はどうなるんだって気もするが。

小三治は「らくだ」がちょっと聞いたことがないような怖い「らくだ」でなかなかなんだけど。

じつは長男・三語楼の落語は聞いたことがない。小さんの孫の柳家花緑は何度か聞きにいったことがあるけれど、正直なところ今はそんなにかってない。

「小さん」という名跡は代々名人を出しているし、三代目小さんは夏目漱石が「同じ時代を生きてよかった」といったほどの名人。今回襲名の六代目も責任重大ですね。

しかし、「円生」、「志ん生」、そして、そもそも最高の名跡「円朝」は将来どうなっていくんですかね?


「柳家小さん」来秋復活…長男・三語楼が襲名へ (夕刊フジ) - goo ニュース

落語名人会(29)らくだ
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2 コメント

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小さん (不老愚 助光)
2005-06-18 20:38:49
先代の小さんは毎年一回 静岡の平沢観音で独演会をしたいましたので、わりと身近に感じていました。

小三治は音楽通で、NHKで音楽番組のDJをしてそれが又なんともいい味を出してました。

 小三治が六代目子さんを固辞しているのは三五楼への遠慮じゃないでしょうか?力は充分にあるのに。

親子伝承はこう言う優秀な弟子に余計な気遣いをさせてしまう弊害があります。親がビッグな場合、息子は余程の力量が有って周囲を納得させる者でないといけないので、大変ですね。
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コメントありがとうございます。  (切られお富 )
2005-06-19 14:58:53
不老愚助光さん。こんにちは。



わたしも、「小三治が六代目小さんを固辞しているのは三五楼への遠慮」なんだと思います。でも、落語の世界ってもともとこんなに世襲社会って感じじゃあなかったと思うのですけどね。ジャンルとして衰退してくると、既得権益を守ろうとする傾向が強まるってことでしょうか?



まあ、三五楼にはがんばってほしいけど。



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