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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

<訃報> 女優 岸田今日子

2006-12-21 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
昨日は青島幸男、岸田今日子の訃報があったんで、「二人続いたら、もう一人ぐらいあるんじゃない?」なんて冗談を言っていたら、ほんとにもうひとりの訃報があって、なんだか怖い一日でしたね。(亀田の試合もあったことだし・・・。)ところで、女優・岸田今日子の死は、バイプレイヤーの死という意味では、金子信雄以来のインパクトがあるような気がします。だから「『砂の女』の女優」とか「ムーミンの声優」なんていう言い方はどうかと思うんですけどね・・・。

・個性派女優の岸田今日子さん死去
・「砂の女」、ムーミンの声…岸田今日子さん死去

ここではあくまで映画女優ということに限定していうと、相性がよかった監督は増村保造だったのではという気がする。作品的には、『「女の小箱」より 夫は見た』とか『卍』というのは忘れ難いインパクトを残したといえるのではないでしょうか?

個人的には、フォトジェニックでもあった『卍』の柿内園子役が好きですが、往時の大映作品、具体的には市川崑作品(『おとうと』『黒い十人の女』『私は二歳』『破戒』など)なんかも印象に残ってますね。

あとは、小津安二郎監督の遺作『秋刀魚の味』の「かおる」のマダム 役なんていうのもあったっけ。

それと、余談ながら、安倍公房原作・勅使河原監督作品だと『砂の女』より『他人の顔』の方が映画として面白いし、最後の場面が印象的なんだけど、『燃えつきた地図』に出演した勝新太郎は「最後まで何がなんだかわからなかった」なんて発言してましたね。

さて、脱線したけれど、ご冥福をお祈りいたします。



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