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ようやく梅雨も明けるらしいですが、じめじめした時期にわたしが連想する場所は水の都ベニス。そして、ベニスを舞台にした映画のサントラで、あっさり映画を超えているのがMJQの『たそがれのベニス』。夏の暑い時期に聴いても涼やかになるサウンドです。
MJQのアルバムだと、『フォンテッサ』とか『ヨーロピアン・ライブ』も素晴らしいのですが、楽しげな軽快感だとこれでしょう。ロジェ・ヴァディム監督の『大運河』という映画のサントラなんですが、マイルス・デイビスが音楽をやったルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』より早いんですよね。イメージでいうと、ゴダールの『勝手にしやがれ』のサントラをもうちょっとサウンド本位にした感じか。
で、このアルバム、ここのところあらためて聞き直してみて感じるのは、ドラムの音が意外と心地よいなと。通勤電車で聴いているからいっそう感じるのかもしれませんが。
ベニス舞台の映画だと、『ベニスに死す』『旅情』『オセロ』『鳩の翼』『カサノバ』とかそれなりにありますが、観光前に観るのなら断然『旅情』でしょう。ただ、この映画のキャサリン・ヘップバーンの役って、ベテランOLのリゾラバを肯定しているわけで、あの時代としては結構問題作な感じはしますけどね。今観ても、結末は微妙だから…。
あと、ベニス・ネタ書籍だと、政治的にはあまり好きじゃないんだけど塩野七生の本ですかね。歴史の勉強としては、『海の都の物語』、歴史の勉強にもなる教育的娯楽ミステリー『緋色のヴェネチア』の二冊。ベニスへ行く時の飛行機で読んだのが懐かしい。結構、観光にも役立ちます。
ということで、いろいろ書きましたが、MJQですね。
もっとも、わたしが一番好きなMJQのアルバムは、本当は『Sonny Rollins with MJQ』なんですが…。だって、「中国行きのスローボート」がはいっているから!
MJQのアルバムだと、『フォンテッサ』とか『ヨーロピアン・ライブ』も素晴らしいのですが、楽しげな軽快感だとこれでしょう。ロジェ・ヴァディム監督の『大運河』という映画のサントラなんですが、マイルス・デイビスが音楽をやったルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』より早いんですよね。イメージでいうと、ゴダールの『勝手にしやがれ』のサントラをもうちょっとサウンド本位にした感じか。
で、このアルバム、ここのところあらためて聞き直してみて感じるのは、ドラムの音が意外と心地よいなと。通勤電車で聴いているからいっそう感じるのかもしれませんが。
ベニス舞台の映画だと、『ベニスに死す』『旅情』『オセロ』『鳩の翼』『カサノバ』とかそれなりにありますが、観光前に観るのなら断然『旅情』でしょう。ただ、この映画のキャサリン・ヘップバーンの役って、ベテランOLのリゾラバを肯定しているわけで、あの時代としては結構問題作な感じはしますけどね。今観ても、結末は微妙だから…。
あと、ベニス・ネタ書籍だと、政治的にはあまり好きじゃないんだけど塩野七生の本ですかね。歴史の勉強としては、『海の都の物語』、歴史の勉強にもなる教育的娯楽ミステリー『緋色のヴェネチア』の二冊。ベニスへ行く時の飛行機で読んだのが懐かしい。結構、観光にも役立ちます。
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![]() | たそがれのヴェニス |
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アイ・ヴィ・シー |
![]() | 我が妻バルドー、ドヌーブ、J・フォンダ |
ロジェ ヴァディム | |
中央公論社 |
![]() | 旅情 [DVD] |
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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
![]() | 海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) |
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新潮社 |
![]() | 緋色のヴェネツィア―聖(サン)マルコ殺人事件 (朝日文芸文庫) |
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朝日新聞 |
![]() | Sonny Rollins With Mjq |
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Ojc |
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