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切られお富!

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厚労省が上告断念の方針 在外被爆者訴訟

2005-09-29 02:51:34 | 政治少女死なず(反アベ宣言!)
以前も記事に書いたので覚えておいでの方もいらっしゃると思うのだけど、在外被爆者訴訟の上告を厚労省が断念することになるようだ。ほんとによかったと思うのだけど、高裁までいかなければ解決しなかったということの方が重大だと思いますね。

この訴訟についてはニュース記事とわたしが以前書いた記事を読んでいただくとして、少し別の視点から強調しておきたいのは、「被爆者」とか「唯一の被爆国」というと、どうしてもドメスティックなニュアンス(狭い意味の日本とか日本人というイメージ)で語られてしまいがなんだけど、長崎を例にとっても、中国人、朝鮮人、連合国の捕虜なんかも被爆していたわけで、スミソニアン博物館批判というのはワールドワイドな広がり方も可能なはずだってことなんですよね。

だいたい、連合国の捕虜が長崎にいることを知っていながら、アメリカは原爆を投下しているわけで、戦争の大義名分というのは個人の人生なんか考えないものだって思います。それと、日本の役所の建て前主義も。

あと、まったく蛇足ながら言っておきたいのは、問題解決というのは具体的な訴訟の継続など泥臭いものであって、最近政治家も身につけていてはなに付くホワイトバンドみたいな、実際には収益が何の役に立っているのか判らない運動とは違うんじゃないかってことも感じます。(参考:寄付でなく、ホワイトバンド貧困救済効果は“まっ白”、  ライブ8への疑問。

ちょっと脱線したけど、日本のろくでなし官庁の代表・厚生労働省も観念して早急に対応して欲しいものです。

在外被爆者にメールで圧力。 (わたしの以前書いた記事)

厚労省が上告断念の方針 在外被爆者訴訟 (朝日新聞) - goo ニュース

PS;直接関係ないけど、参考にコチラの記事もよろしく!↓
     映画『にがい涙の大地から』海南友子監督
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