切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『反省』 鈴木宗男・佐藤優 著

2007-07-11 23:59:59 | 超読書日記
「また~、オッサンみたいな本が好きだね」なんていわれちゃいそうだけど、たまたま立ち読みしたらあんまり面白かったので、ついつい買ってしまいました。このところ、厚生労働省や社会保険庁がろくでもないという話題ばかり出るけれど、イヤ~、外務省もほんとに酷い!ビックリしますよ、読んだら!!

外務官僚の蓄財テクニックや性癖が実名&写真入で公開されているこの本だけど、とにかく衝撃的でした。(詳しくはこの本をお読みください。)

外務省から艶っぽい接待を受けた政治家やマスコミの連中は、外務省内でリスト化され逆らえなくされているなんて、おいおいって思いませんか?

先日、「官僚はあんたより頭がいいんだよ」っていうコメントを貰ったけど、この本では外務省のキャリア官僚の外国語が怪しいという話も書いてありましたね。

だいたい、公務員一種の試験って数学(数的処理)も入っているアホな試験だけど、大学を出てすぐに試験を通過して官僚になるような人たちの社会性についてはそろそろ国民的に疑問の声を上げるべきだと思いますね。(裁判官なんかもそうだし、今後粗製濫造が心配される弁護士もそう。)

ある元官僚が「いい年して挨拶も出来ないオヤジたち」と揶揄した日本の官僚。優秀な若い連中は、役所を辞めて企業に就職し始めているというし、わたしは教員免許の更新よりも高級官僚の免許更新制度か、いっそのこと序列を廃止して実力主義に変えたらいいんじゃないかと思っていたんだけど、この本を読んで確信しましたね。

と、内容についてはほとんど触れませんでしたが、著者二人にアレルギーを持っている方も、読んでみてください。とにかく、驚くし、呆れます!


反省 私たちはなぜ失敗したのか?

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