たっちゃんが東平に来たのは2011年10月、
村の縫製工場が開業したのは2012年春節後。
開業前に工員さんやボイラー工、守衛さん等を募集しました。
その時に採用した通訳がパンちゃん。
パンというのは中国でも珍しい名字だそうで、
簡体字では 庞 と書きます。
この時にたっちゃんがおもしろいことを言いました。
2012年は干支でいえば辰年、龍です。
パンという字は龍という字を使っています。
そしてたっちゃんの名前は龍男。
龍が3つも重なったって

そのパンちゃんですが通訳以上の仕事をしてくれる
まことに優秀な相棒なのです

細かいことに気配りができてまさかこの東平ちゅう町に
日本語が話せてこんなに良い子がいるだなんて!
パンちゃんは泰安で中国人から日本語を勉強し、
以前一度日本企業で仕事をした経験があります。
だけれど縫製のことは全く初めて、
縫製で使う言葉も勉強してすぐに使えるようになりました。
「あんたはかしこい!」
上海撤収も3日間付き合ってもらいました。
2日目の午後からはパンちゃんお買い物のお伴だったのですが
その時にちょっとだけどきっとしたこと。
中国の女性たちは友達同士で腕を組むことがよくあります。
日本人ならありえんことですが
買い物の時にパンちゃんがわたしの腕にすっと手をかけるのです。
あ、なんかこれ、どうしたらええん?
と一瞬びっくりしたけれど中国人同士では普通。
わたしもずっと腕を組んで歩いたのでした。
ちょびっと気恥ずかしくて疲れたかな。

2日目の晩ご飯は出ていくのが面倒になり近所の「がってん寿司」
初めての寿司、写真を撮るパンちゃんです。
この日買ったばかりの帽子とブーツを履いています。
(やはり趣味はちょっと田舎ですが)
本当にかわいくて賢くて大事なお嬢さん

工場長もおばさんも何でもしてあげたくなるのです。
さてさて昨日は台所回りのモノを片づけただけで

まだまだ作業残っております

3日間の間で

イタリアンパセリが発芽しててうれし

上海~山東省東平往復の道中は こちら4トラベルでどうぞ。