これが「ロードマップ委員会(仮称)」

○ハンセン病問題に関する検証会議」(座長=金平輝子・元東京都副知事)が取りまとめた最終報告書の提言を具体化していくのが目的。

○具体的には;
現在は明確な規定がない患者や被験者の権利を保護する法制度の整備
  ・患者の権利を守り被害を救済する公的機関の新設
  ・偏見や差別をなくす教育活動の拡充
などを想定。

委員は;
元患者や患者団体代表をはじめ、医療、法律の専門家ら約20人
行政からの独立性を確保するため第三者機関とした
設置期限は定めず、施策の具体化を図るとともに、その進行状況も点検する

* * * * * * *


西日本新聞 2006.03.25 
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人権侵害防止へ検討会 厚労省 ハンセン病教訓に新設

 深刻な人権侵害をもたらしたハンセン病問題の教訓を今後の行政・医療施策などに反映させるため、厚生労働省は新たな第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再発防止検討会」を設置する。週明けにも初会合を都内で開き、患者の権利を保護する法整備や、人権教育の強化といった具体策の検討に着手する。

 ハンセン病患者を社会から強制隔離してきた「らい予防法」の廃止から今年四月で十年の節目を迎えるに当たり、二〇〇五年に厚労省の第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議」(座長=金平輝子・元東京都副知事)が取りまとめた最終報告書の提言を具体化していくのが目的。

 検討会が手掛ける協議事項は、同最終報告書に盛り込まれた「再発防止のための提言」。具体的には、現在は明確な規定がない患者や被験者の権利を保護する法制度の整備▽患者の権利を守り被害を救済する公的機関の新設▽偏見や差別をなくす教育活動の拡充-などを想定している。

 検討会は、元患者や患者団体代表をはじめ、医療、法律の専門家ら約二十人の委員で構成。行政からの独立性を確保するため、第三者機関とした。設置期限は定めず、施策の具体化を図るとともに、その進行状況も点検することにしている。
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【Check it out】
ハンセン病問題に関する検証会議最終報告書 第十九 再発防止のための提言
http://www.jlf.or.jp/work/pdf/houkoku/saisyu/19.pdf

平成17年度ハンセン病問題対策協議会資料(平成17年9月30日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb14GS50.nsf/0/0c155b32a03cfb0c492570900026674c/$FILE/siryou_all.pdf
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