至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

ガール・ド・リヨン。

2009年10月20日 | 未整理。
ながいご無沙汰からひっそりと復活させようと思います。

あまりにご無沙汰が過ぎて書けなかった(書かなかった)店が
山ほどありますが、仕方ないですね。

復活の第一弾は八丁堀のビストロです。

ガール・ド・リヨン
Gard de Lyon

結構いろんな雑誌に掲載されて著名なこの店は、オフィス街八丁堀の日曜日という悪条件にもかかわらず
予約で満席という状態。
必要ないだろうと思いながらも何気なくとった予約が
効を奏しました。

入って左には「これでもかっ」っていうくらいの
ビオワインが並んでいます。
これはいわばメニュー。
それぞれのワインボトルに値段が書いてあって
お客さんはワインリストの代わりにそのボトルを見てワインを頼みます。

まずはグラスワイン。
ローヌはペランの白とピュズラの白を一杯ずつ。

ペランは最初酸が強かったですが、時間とともに厚みが出てきて旨いです。
ピュズラはさすがのシュナンブラン。やさしい甘みが豚の塩気によく合います。

料理はまず「海老のガーリックオイル煮」と「豚足と豚耳のゼリー寄せ」。

どちらもキッチリ塩気がきいていて、海老や豚の旨味が際立ちます。
酒飲みにはたまらない肴です。

折をみて赤。
こともあろうに名前を忘れてしまったこのワインは
ヴァン・ド・ペイですがシラー、グルナッシュ、メルローという
ちょっと珍しい組合せ。
インポーターはアルカンでした。

抜栓直後はメルロー由来と思われる青さがちょっと気になりましたが、
タンニンはあまやかで刺々しい渋みはなく、スルスル呑めました。

料理は王道カスレとモツの八丁味噌煮込み。

カスレももちろん旨いんですが、このモツの味噌煮が絶品。
これ、なんでも合うんじゃないでしょうか。

一つ一つのポーションが大きめなので、
2人で4皿食べてもうお腹一杯です。
デセールには食指も動きませんでした。

ワインが安いのでお会計も良心的。

是非また来たいお店です。

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