至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

ビアフェス②。

2006年10月29日 | お酒。
ジャパンビアフェスティバル2006in横浜。

飲んできました。
北は北海道から南は沖縄まで。
海外ではフランス、ベルギー、ドイツ、そしてパレスチナ。
パレスチナってすごいな。

60以上のブルワリーが軒を連ねていて
目移りしてしまうのだが、目に付いたところから試飲開始。

グラスはそんなに大きくないのだが、次々と試飲を重ねる上に
立ち歩いての試飲なので、徐々に心地よくなってくる。
しっかしホントに地ビールはいろんな味わいがあって楽しい。

結局最終的にはヴァイツェンを中心に18ブルワリー22銘柄を試飲。
印象に残ったものとしては、以前飲んだ富士桜の「森のヴァイツェン」は
やっぱりおいしかったし、石垣島のヴァイツェンもフルーティーでキレがあり
ついつい飲み干してしまう旨さ。
龍神酒造が醸すダークエール「ブラウンヴァイツェン」も
香りが豊かでコクのある味で旨かった。

サンクトガーレンのバーレイワイン「エル・ディアブロ」
(なんかテキーラみたいな名前)は強烈で倒れそうになったし
ベアードのペールエール「ライジング・サン」は本当に香り高く
ペース好きには堪らないだろう逸品。

人出もなかなかのもので、リュックを背負った○タク的な方々から
飲む前からテンションの高い外人さんまで横浜大さんばしホールを
埋め尽くし、さては会場の外で芝生に座って飲む輩までいて
(もちろん私もその一人ですが)、通常のアベック(死語・・・)さんたちの
デートスポットを圧迫しまくっていましたよ。

しかし、ホントに地ビールはいろいろなものがあって
奥が深い。今回はフルーツものを全部素通りしてしまったけど
いつかはそういうのも試してみたい。

何はともあれ地ビールへの興味がいっそう深まった一日でした。

Mooooooooovie!!

2006年10月25日 | その他。
というわけで第19回東京国際映画祭を観に行った。

以前、渋谷でやってた時から行ってみたかったのだが、今回六本木ヒルズで実現。

観たのは
・世界最速のインディアン
・アジアンタムブルー
の2作品。

両作品とも強烈な、あるいは懸命な人生の過ごし方を通して観るものの心を揺さ振る、とても素敵な作品だった。

興味のある方は是非劇場で。

で、映画の詳細は他へ譲るとして、映画の合間に入ったラトリエ・ド・ジョエル・ロビュションについて。

もちろん映画の合間の15分なのでファインダイニングに腰を落ち着ける暇はあるわけもなく、併設ねブーランジェリーに行ったのだが、思いの外種類が豊富で、キッシュロレーヌのようないかにものものから、惣菜パンにカテゴライズされるであろうパンまで各種豊富に取り揃えてあり、満足感は高かった。

特にキッシュロレーヌは秀逸で、フレンチの面目躍如といった感じ。

それにしてもこのラトリエ。このどぎついピンヒールのような赤はいいのかな。
恵比寿のロビュションに行った時も壁床を埋め尽くす紫に辟易したものだが、この赤もどーなんだろ。

そもそも落ち着いて食事できるかも疑問だし、どうも下卑な印象を免れないんだよな。

梅酒。

2006年10月16日 | お酒。
去る6月18日、阿佐ケ谷時代になしえなかった自家製梅酒の仕込みをした。

あれから月日は流れ、4ヵ月。
まぁまだちょっと早い気もするけど味見っつーことで飲んでみた。

やはり まだ色は薄め。
香りはついてきており、あの梅特有の香りに刺激されて唾液がでる。

んで一口。
たしか今年は氷砂糖も分量どおり入れた気がしたのだが、思いの外甘さ控えめで旨い。梅エキスがよく出ているが、ベースにした米焼酎の風味もいい塩梅に感じられる。

手前味噌でアレなんですが、初梅酒にしてはよい出来だと思う。

ただ、現時点でやや梅の酸味が浮き気味なのが気になる。
よくわからないのだがこういうのってこなれてくるもんなのかな。

もう少し寝かせて経過を見守りたい。

餃子。

2006年10月15日 | 料理。
たまに我が家で餃子をつくるのだが、昨日もそんなたまの一日。

タネは豚挽き、ニラ、白菜、人参(おろし)、生姜(おろし)、にんにく(おろし)、塩胡椒、そして隠し味って感じ。

そこまではいつもと同じなんだけど、昨日はいつにもましてきれいに焼けたので、思わず撮ってしまった…。

コンスタントにこの焼き色がでるといいんだけどね。

そんなわけでビールに合うフード第一号に認定!

ブラインド。

2006年10月04日 | ワイン。
久々にワインネタ。

ブルゴーニュブラン2004
コート ドークセール
ドメーヌ マディラン プティ

ビオのACブルですが自分で買ったものじゃなかったのでブラインドで出してもらった。

たまにブラインドで飲んでみるって楽しい。
いつも飲むとき以上に香りや味の特徴を得ようと集中できる。
まぁ大概あたらないんだけど、感覚を少しは養える気がする。

色調は淡いイエローで透明度が高い。
香りもやわらかさよりシャープな鋭さが目立つ。
味わいは思ったよりふくよかだけど、やっぱりシャープな印象。

散々考えても「北の方かな」、という程度しかわからないんだけど。

結局ブラインドの結論はシャブリをわざわざ撤回してロワールにしちまった…。

ちなみにこのワイン。
コート ドークセールとはシャブリのやや南にある地域らしい。

撤回しなけりゃニアピンだったのに。ちぇっ。
まぁシャブリって結論も明確な根拠があったわけじゃないけど。

こないだの日本酒の利き酒は散々な結果だった私。
ちゃんとトレーニングしようっと。

蕎麦打ち。

2006年10月03日 | 料理。
続く日曜は10月1日で日本酒の日。なんでかは知らんけど。

そんな訳で蔵元もいろんなイベントを企画してくれました。

蕎麦打ちはその一環。

さて、蕎麦打ち。
自身通算2度目の経験。
前回の蕎麦打ちがとても楽しく、次の機会をずっと窺っていたので、ここぞとばかりに参加。

いきなり総括するようでアレなのだが、今回もとても楽しかった。また、同時にとても驚きのある蕎麦打ちだったと言える。


まず、前回との違い。
前回はいわゆる二八で蕎麦粉八割だったのに、今回は七割。
のしも前回は四角にのすと教わったのだが、今回は丸。
その他細かいことを挙げればキリがないのだが、蕎麦打ちにも(それも長野県内だけで)様々な打ち方があるもんだとしみじみ感じた。

どの流派もそれぞれ持論やら根拠があってそうしているようなので、もちろんどれがいいとか言えないのだが、初心者の私は混乱しそう。

それはともかく、新蕎麦の季節に蕎麦が打てたのはよかった。
蕎麦粉に水を回しているときはひときわ蕎麦の香りが強く、新蕎麦のすごさを思い知った。

んでもって蕎麦を喰う。
ちなみにこの蕎麦は自分で打ったものではなく、先生方の作。
当たり前というのもなんですが、やはり旨い。
新蕎麦の香りも口のなかに満ち、というか吐く息も蕎麦香(蕎麦臭?)しそうなくらい濃い。

ただ、水気の問題なのか、後半若干の乾燥とともに蕎麦がくっつき気味になったのが気になる。
何が違うんだろ。

なにはともあれ、満腹。
ごちそうさまでした。

ちなみに写真は長野の雄大な風景。とくに蕎麦とは関係ないです。

稲刈り。

2006年10月02日 | 日本酒会。
今年もこの季節がやってきた。
稲刈り。

JR小海線の車窓からも黄金色に波打つ稲穂の海を眺めてきただけに、収穫のワクワク感はいやがうえにも高まる。

そしていざ稲刈りのたんぼへ。
夏にはあんなに青々していた稲穂は重そうにこうべを垂れ、刈り取りを待っていた。

さっそく鎌を手に、イナゴと蛙の跳び盛るたんぼへ入り、稲刈り開始。

思えばもう5年目。稲刈りの腕前もだいぶ向上していてよさそうなのだが、どうもリズミカルに刈れてない気がする…。

そして今年の最大の敵は草。草取りあんなにしたはずなのに…。草取りの後半、バテ気味のときに手を入れたエリアにくるとさらに顕著になった。

稲を刈るためにまずまわりの草刈りをしなければいけないくらい。
正雄も民代も手伝ってくれ!とか思いつつ草との格闘にいそしむ。

そしてなんとか稲刈り完了。

はぜかけはうまくなった気がする。そんなに緩みはない。と思う。

最後に落穂拾いとイナゴ捕獲。このイナゴは仕込みのときに佃煮にされて供されるらしい。楽しみ…かな。

そんなこんなで一連の作業完了。今回は人数が多かったため比較的早くおわった気がする。みんな腕をあげてるんだろーな。

そのあとの収穫祭は諸事情により記憶が定かでないため割愛します。