至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

バジル。

2006年06月26日 | 喰。
クニコにあわせたパスタはナスと挽肉とトマトのパスタ。

色合い的に赤茶一辺倒なので、こないだから我が家で育てているバジルを初めて摘み取って使った。

このバジル、一度は瀕死の状態になってしまったが、その後のちょっと手厚くなった介護(?)により、今では小さな可愛らしい花をつけるまでに回復し、葉も元気よく茂らせている。

そのうち、このバジルでジェノベーゼソースでも作りたいな♪

CUVEE KUNIKO。

2006年06月25日 | ワイン。
赤ワインが飲みたくなったので、冷蔵庫から1本。

de Bois Lucas
Cuvee KUNIKO N.V.(2003)

vin de tableのため、ヴィンテージ表記ができずNV扱いだが、中身はれっきとした2003ヴィンテージ。

ラベルに書けないかわりにキャップシールを剥いたコルク上面に、しっかり2003の文字。

ロワールで自然派ワインを醸す新井順子さんの意気込みと茶目っ気が伝わってくる。

さて、そんな新井順子さんのお母さんの名を冠したこのワイン。
実は以前同じワインを飲んでいる。
その時の果実味あふれた華やかでやや軽めの印象をもとに料理を用意したのだが、大外れ。

ボトル差なのか、冷蔵庫で変貌を遂げたのかよくわからないが、とにかく凝縮しまくっていた。
前回は赤い果実系だったのに、今回は完全に黒果実。

といっても決して大味な濃さではなく、酸を練り込んでボリュームたっぷりの黒果実玉を作りました、って感じのバランスも旨味もキッチリ残した凝縮感。

こんなに化けるんだなぁ、と今更ながらワインのおもしろさを思い知った一本。

玉笑。

2006年06月24日 | 喰。
最近ちょっと蕎麦屋づいている。

そんな訳で、お休みを利用して今日は恵比寿の蕎麦屋、玉笑へ。

まずは菊姫山廃のアテに豆腐と焼き味噌。

豆腐はしっかりした豆腐の上にやわらかな湯葉と山葵。大豆の甘味が山廃の力強さにちょうどいい。

しその香りが心地いい焼き味噌は蕎麦の実入り。香ばしさと味噌の旨味でついつい酒がすすむ。

さて、本題の蕎麦。

粗挽きせいろと細挽きせいろを注文。

蕎麦の斑がはっきり見て取れる粗挽きせいろは透明感と
表面のざらつきが印象的。
コシのある蕎麦の歯ざわりと香り。旨い。
この蕎麦はすごい好きだなぁ。

細挽きは肌理細かさと滑らかな喉ごしが魅力。もちろんコシも健在でつぎつぎ手繰ってしまう。
香りは粗挽きより強く感じた気がする。

つゆは蕎麦を喰ってるときも蕎麦湯で締めるときも
いい味を出していた。

酒もアテも試してみたいツボを抑えていて、一回じゃ堪能しきれない。
ぜひまた来たい。

完膚なし…。

2006年06月23日 | その他。
あまり気乗りはしないけど、ブラジル戦を振り返って。

前半は日本の動きもよく、ディフェンス面では素早い寄せとカバーリング、シュートコースの限定ができていたと思う。

それが能活のスーパーセーブ連発を支えていたし、カウンターから玉田の先制弾を産み出した。

ただ、このW杯予選リーグ3試合通してのことだが、中盤でのパスミスが非常に多かったと感じた。
日本ってこんなにパスミスするチームだったっけ?と思うくらい多かった。
それはひいては相手に余計なボールポゼッションを与え、DF陣の精神・体力両面での消耗を招き、後半の運動量がた落ちへとつながったと思う。

そしてブラジル戦でいえば、ツメが甘くなったところに速射砲のように打たれて3失点。

王者ブラジルにポテンシャルの違いをまざまざと見せ付けられた。

日本の2006W杯は幕を閉じた。

この4年の、そしてこのW杯での経験をさらに糧にして南アフリカめざして新しいスタートを切ってほしい。


まぁそのまえに残ったW杯期間、列強各国の心踊るプレーを存分に楽しまなくちゃ♪

ブラジル。

2006年06月20日 | その他。
今大会の優勝候補筆頭のブラジル。

日本はそんな相手に2点差以上つけて勝たなきゃいけないわけだが
日本が勝てるかどうかは別にして、ブラジルの試合を見てて思ったことを。

今回のブラジルの攻撃の中心は
最近突然使われだした感のある「カルテット・マジコ」。

なんだかアニメの主人公の魔法使いの女の子って感じだが
ロナウジーニョ、カカ、ロナウド、アドリアーノの
アタッカー4人衆(って言い方も古臭いな・・・)のことだそうな。

んで、この4人。
ホントに名前聞いただけで倒れそうな面子だが
オーストラリア戦を観ているとどうも迫力がない。

確かに先制点はアドリアーノだし
攻撃を形作っているのはこの4人だ。

しかし、イマイチ爆発しそうな感じがしない。
湿り気味でくすぶってるだけなんだけど
個人の力で無理やり点は取れてる、といった感じ。

4人が連動して相手DF陣を崩壊させる、というような
状況にはなっていないと思う。

ロナウジーニョが相手DFの超厳しいマークにあっているからか。
それともお騒がせロナウドの体が重そうなことが原因か。

ともかく、それがいきなり日本戦で躍動を始めないことを祈る。

クロアチア。

2006年06月19日 | その他。
W杯2度目の対戦となったクロアチア戦について。

やーっぱり決定力不足が露呈した。
中田のミドルは枠をとらえていてよかったけど
サントスや小笠原のミドルは精度がよくなかった。

第一FWと呼ばれる人たちのシュート数が
全然少なかった気がする。
印象が薄くて忘れちゃっただけだろうか。
ちなみに柳沢の右足アウトサイドでのクリアは
印象が強くて覚えています。

よかったのはなんといっても能活。
オーストラリア戦の好調もラストの3失点で
集中力を切らしちゃうかと思ったが
そこはちゃんと整えてきた。

再三の好セーブにPK阻止。
PKのときは思わず叫んじゃったい。
今一番士気が高いのは能活だろうなぁ。

あとは稲本。
前回W杯のような得点シーンはなかったものの、
セットプレーでは執拗にプルショに喰らいついて
仕事をさせなかった。
もちろんプルショ自身の疲労もあるだろうが
後半、それほどプルショに脅威を感じる場面がなかったのは
稲本の功績だと思う。

そろそろジーコは巻を使ってみようと思わないのかな。
身長もスピードもあるし、何よりあのガムシャラ感が
今の代表に必要な気がする。

オシムサッカーで育まれた走力にも期待できると思うんだけど。

最後に大黒に頼るのはわかった。
予選では功を奏したし。
しかし、あれも「結果出さないと次使われない」
という大黒のハングリー精神があったと思う。

今、一番それを持っているのは巻ではないか。
相手チームにもマークされてなさそうだし。

2点差以上で勝つことを要求されているブラジル戦、
巻の投入で、停滞した日本に新風を吹き込んでほしい。

蕎亭仙味洞。

2006年06月19日 | 喰。
おいしいお蕎麦屋さんを見つけた。

千歳通り沿いにたたずむ蕎亭仙味洞。

店の入り口脇に蕎麦打ち台がしつらえてあり、期待感を掻き立てる。

で、肝心の蕎麦。
せいろは2つの器にわけて入れられ、薬味はネギ、おろし、山葵の三種。

蕎麦には透明感があり、蕎麦の香りも薄く香る。
噛むと思ったより全然しっかりしたコシと心地よい喉ごし。

少し辛めのつゆとの相性もいい。

冷やし山菜蕎麦もかけ汁の濃さがちょうどよかった。
そのままつゆだけ味わってもおいしいわりに、蕎麦と食べても決して薄くない。
つゆに浸った蕎麦もコシを失うことはないし、山菜もおいしく、
非常に満足感が高い。

ちょっと歩く立地が難点といえばそうだが、チャリでくればそれほどでもないか。

次回は是非蕎麦の香りが強いという、限定品の田舎せいろを賞味したい。

自家製梅酒。

2006年06月19日 | お酒。
ようやく今年、自家製梅酒を仕込むことができた。

数年前からやりたいと思っていたのでやっと念願が果たせたことになる。

で、問題は何で漬けるか。
初めてなんだからおとなしくホワイトリカーにすればいいんだけど、
やっぱりちょっと物足りない気がする。

そんなわけで今回は米焼酎を選択してみた。
ちなみに今回は尾鈴山酒造場の米焼酎「山翡翠」を使用した。

きっちりヘタ(?)をとった梅と氷砂糖を交互に敷き詰めて米焼酎を満たす。

一升の焼酎がちょっと余ったのをいいことにロックでも一杯やってみたが、
力強いながらもバランスがとれていて素直なおいしさ。

これが梅の香りやら甘酸っぱさをまとったらどうなるか楽しみ。

早く梅酒出来上がらないかな♪

お素麺。

2006年06月18日 | 喰。
今年に入って初めての素麺。
少しジトっとした日だったので、さらさらいける素麺をお昼に。

ちょっと薬味をふんだんにしてみたが、やっぱりトマトは別物だったな…。
普通にトマトとして素麺と関係なく食べちまった。

でも他のネギ、生姜、茗荷、キュウリはあってた気がするな。

しかし色合いとしてやっぱりトマト欲しいなぁ。
今度はプチトマトを試してみようかな。

ARGENTINA。

2006年06月17日 | その他。
W杯グループC第2戦。ゲルゼンキルヒェンスタジアム。

セルビア・モンテネグロに対してアルゼンチンが突き刺した
6本のゴールは、ホントにリアルタイムで観られたことを幸せに思う、
心踊るゴールだった。

後半残り15分から出場して1ゴール1アシストを決めた
リオネル・メッシももちろんすごいが、
やっぱりオレの好きなサヴィオラが、前半3得点のすべてに
絡む活躍をしたのが嬉しかった。

圧巻は2点目。
ハーフラインを越えてから1~2タッチで流れるようにつながったボールは
サヴィオラからカンビアッソを経由してゴール前のクレスポへ。
自らあけたスペースにクレスポがヒールで落としたところをワンツーで
走り込んだカンビアッソが浮かせずにゴール。

久々に毛が逆立つのが見えるほど鳥肌が立った。

自分のなかでは今大会屈指の、
ことによると最高のゴールになるだろな。

ホントに美しかった。
美しいだけじゃ全然言葉足らずなんだけど、
何といえばいいかわからん。
もどかしい…。

今だに思い出すだけでも鳥肌立つ。