至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

タスマニア旅行記vol.3 。

2007年06月27日 | その他。
最後にタスマニアの自然について。

タスマニアには国立公園に指定された地域も多く、起伏に富んだ地形。
湖や湾が多く、またその青さは特筆すべきだと思う。

また、北部ではコガタペンギン(葛西臨海水族園ではフェアリーペンギン
として展示されている)が営巣していて、夜になると海から上がって
巣に向かうペンギン達を見ることができる。

海から巣に向かうルートは決まっているので、その途中で身を硬くして
待っていたら、ホントに目と鼻の先を警戒しながらもペンギンが通っていった。
この近さは感動モノ。
ただフラッシュ厳禁なのでなかなか写真を撮るのが難しい。

写真は運良く撮れた一枚。

またこのペンギンポイントに向かう途中に見たタスマニアの夕焼けは
息を呑むほど綺麗。

全体的に天気はあまりよくなかったとはいえ、晴れて欲しいところは
概ね晴れたのでよかった。

総じてタスマニアはとても満足度が高かった。
オージーの他の地域に行ったことが無いのでなんとも比較はできないけど、
自分としては大満足。

オージーには行きたいけど、大陸はちょっとという方がいれば
(そんなトコに抵抗感じることもないか…)、諸手をあげてオススメです。

きっとタスマニアンデビルが口をあけて待ってますよ♪

タスマニア旅行記vol.2。

2007年06月03日 | ワイン。
いやぁ。

時の経つのは早いもので、もうタスマニアから帰ってきて
1ヶ月が経ってしまいました。

それでもめげずに気が向いたのでワイン編を書くことにします。


タスマニアは南半球でもオーストラリア大陸の南に位置することから、
オーストラリア大陸よりも若干涼しい。

大陸ではシラーズやカベルネ、ヴィオニエなどのいわば濃い品種が多いが、タスマニアの主要品種はヨーロッパでも比較的北で栽培されるピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングとなる。

なんて素敵な土地でしょう。


ワイン生産地は大きく北部と南部に分かれるが、ワインルートなるものがそれぞれあって、ワイナリー巡りがしやすいようになっている。


そこまで言うなら…、というわけで案の定、色々回ってみました。

まずは南部に居を構える小さなワイナリー、ステファノ・ルビアナ
http://www.stefanolubiana.com/slw/。

ここ最近、日本にも輸出が始まり、雑誌でもチラホラ目にしていたので、今回を機会に最初のワイナリーとして行ってみた。

駐車スペースの脇の倉庫然としたワイナリーでリースリング、シャルドネ、ピノをそれぞれテイスティングさせて貰ったあと、事前にお願いしてたからか、ワイナリーの中を案内してくれた。

説明は英語なのでわからないことだらけなのだけど、小布施で見聞きしたことと目の前のワイナリーの風景を重ね合わせて、今なんの部屋にいるのか程度は理解できた。ふぅ~。

このワイナリー、ワインもよいのだけれど、元気な犬たちも超印象的。
元気すぎるその手荒い歓迎はしっかりと記憶に刻み込まれました。



一つ一つのワイナリーは持ち帰ったワインを飲むときに書くので、
ここでは名前だけ。

NinshIsland
Bay of Fires Winery
Pipers Brook
Janzs Tasmania
Coal Valley Vineyard
Meadowbank Estate

と言ったところ。

南半球は折しも秋を迎え、葡萄畑は黄金色に色付いていました。



ノースタスマニアのワイナリーは目の前に湾を臨み、
北からの太陽をふんだんに浴びる。
その景色は、本当に美しかった。



ワイナリーではどこも試飲スペースがあり
ご自慢のピノやシャルドネをついでくれるのだが
こちらはレンタカーでワイナリーを廻る身。

ちょろっと喉の奥にながれるかどうか程度で
吐き出さなくちゃいけないのがツライ。

私の隣でおいしそうに飲み干す相方の姿もまた羨ましくて
その反動でかどうかはわからないが、タスマニアの晩御飯では
毎日必ず1本はあけてしまった。

まさに穴場ワイン天国タスマニア。
また行きたいなぁ。

最後はタスマニアの自然について書いてタスマニア編は終わろうと思います。