至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

バルバベル。

2007年08月10日 | ワイン。
最近、こまめに飲んだワインをちゃんとアップしようと思い立ちました。

というわけでこのワイン。
バルバベル
マルク・クライデンヴァイス


マルク・クライデンヴァイスはもともとフランス内でも北に位置するアルザス地方の自然派生産者。

ところが、寄る年波が原因か知らないが、アルザスのドメーヌを息子に任せ、自身は奥さんを連れてあたたかい南仏に移住し、そこでドメーヌを興しワインを作り始めている。

その南仏版クライデンヴァイスの代表作がこのバルバベル。

セパージュはどうもカリニャン主体で、シラーだかムールヴェードルの混醸。


カリニャンのワインなんてあまり飲んだことないけど、タニックでギスギスして、飲んだあとお歯黒状態になるんじゃなかろうか、と思ったくらい色が濃い。

しかしそこは腐ってもクライデンヴァイス。
ましてや腐ってないクライデンヴァイスですから、とても軽やかでやさしい味わい。

やさしさが少しミルキーに感じるほど。
但し果実味はとてもしっかりしていて、赤ワインとしての飲みごたえも十分。

トマト系魚料理からしっかりした豚肉料理、煮込みまで、幅広く対応できる一本!


すげーな、クライデンヴァイス。
本家アルザスも俄然楽しみになってきました。

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