老三姉妹旅行記

諏訪大社秋宮
　13～14日に老三姉妹で長野県の諏訪湖まで一泊旅行に行ってきました。姪の夫の「Ｙちゃん」が、なかなか老姉妹三人での旅行は出来ないだろうとの思いやりから車で連れて行ってくれたのです。とても親思いの人で、誰にでも親切でやさしいのです。今時は珍しい人です。
　長野県はさぞや雪に覆われて震え上がる程のさむさだろう思っていたら、雪はまったく見当たらず、山々の峰に少し見られる程度でした。雪国とは思えません。コートがいらないのです。拍子抜けするほどでした。暖冬で異常気象が心配になります。
　ちょうどお昼に諏訪湖に着き、湖のまん前の美味しいと評判のお蕎麦屋さんにはいりました。食べた「ざるそば」はとても美味しく夢中で食べたのですが、兎に角量が多く半分も食べたらお腹が膨れて苦しくなりました。お蕎麦やさんの窓から眺めた諏訪湖は、曇り空にぽつりぽつりと降り出した雨で少し霞んでいました（白内障のせいもあるかなぁ）。
　当日は移動で疲れたので観光はせずにホテルに入りました。老三姉妹でおしゃべりに夢中になりました。皆苦労の人生を良く乗り切って来ました。世の中苦労の無い人はいないですね。温泉には湯あたりするほど温まりました。浴室の化粧室にはダダで使える化粧品が並んでいたので、姉達のしわしわ顔にいっぱいぬったくってあげました。ヘアートニックもあったので二人の頭に振りかけてマッサージをしてあげました。姉達を遊び道具にしてしまい可笑しくて笑ってしまいました。
　夜食の時は、「Ｙちゃん」が、特別に美味しいと言う甘口のお酒を注文してくれました。１８度もあって口当たりの良いお酒ですが、さすが度が強く小さなグラスで２杯呑むのがせいいっぱいでした。夜食で膨れた腹ごなしに卓球をすることにしました。ホテルの写真室にぽつんと一台卓球台がありました。昼は結婚式の花嫁さんの写真を撮るところを夜に卓球室として利用しているのでした。４人で貸切で打ち合ったのですが、浴衣の裾が邪魔になり、しまいには、裾を尻ぱっしょりにして打ち合ってしまい、皆で爆笑してしまいました。
　翌日は快晴で、「Ｙちゃん」が諏訪神社に案内してくれました。「秋宮」「春宮」「本宮」と三箇所まわってくれました。日本最古の神社のひとつに数えられているそうです。詳しい云われは判りませんが、由緒ある諏訪神社にお参りできたことはとてもうれしかったです。手を合わせて戦争のない平和を祈りました。
　帰りには諏訪湖に近い「Ｙちゃん」の知り合いだと言う「Ｋ」さんの家に訪問しました。趣味の良い素敵なおうちでした。出てきたのは８０歳を過ぎた方とは思えない品の良いきれいなおしゃれな方でした。お茶の先生で、一人暮らしとのことでした。手間の掛かったお料理で御もてなしをしてくださいました。話がはずんで２時間以上も長居をしてしまい、帰路に着きました。走っている車の中は暖房もしていないのに２３度もありました。２月の真冬なのに・・。「Ｙちゃん」お世話様でした。ありがとう！
残念ながら、カメラを持参しなかったので写真は掲載出来ませんでした。