Bell おばさん

日々の記録

彼を倒すのは?

2006年12月03日 | Weblog
昨夜は、テレビで K-1 2006を見た。黒人のアーネスト・ホーストが全人未踏の5度目のGP制覇なるか?が話題となっていた。負ければ、即引退を決意しての試合である。準決勝迄進んだが、昨年のチャンピオン シュルツに負けてしまった。デビューして22年、ホーストはもう、41歳、自分の限界をよく判っていたのです。良くここまで戦いました。家族がリングサイドに見に来ていました。負けた彼は最後のリング上で涙を流していました。とても穏やかな優しい顔をしていました。色々な思いがこみ上げたことでしょう。テレビでは、家族との日常生活をビデオで少し紹介していました。K-1の選手は家族を大切にする紳士的な人が多いように思われます。家庭では良いパパなんですね。
ホーストに勝ったシュルトは決勝戦でピーター・アーツに勝ち、連覇を達成しました。シュルトは「2メートル12センチ」。大きい。手も長いし、足も長い。相手の顔を、削ぎ落とす様なパンチ、相手の頭に楽に届く膝蹴り。相手が手も足も出しようが無いとはこういうことを言うんでしょう。K-1の選手はどのような過酷な訓練をするのでしょう。人にはわからない死に物狂いの練習を積み重ねるのでしょう。一瞬の気の緩みを見せれば、一撃でマットに沈んでしまいます。
来年は、この巨人シュルトを倒すことの出来る選手は現れるのでしょうか?