Lignponto

ある物観の旅の記録

なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか

2015-06-24 19:01:33 | 読書感想文
著者:丸谷元人

発行所:PHP研究所

青木先生のお勧めなので読んでみました!

冒頭は、イスラム国(本書では、あえてこの呼称を使用しているので。)に殺されたとされる二人の日本人の方々についてとイスラム国の全容について書かれてありました!

常々イスラム国は、どこからあの集団を維持する資金、武器、弾薬が出ているか疑問に思っていましたが、本書を読んで氷解しました!!!

本書によるとイスラム国は、大きくわけて4つのグループに分かれるそうです!

私は、てっきり米国が裏で動いているのかと思っていましたが、それもあながち外れでない事がわかりました!!!

米国だけでなくヨーロッパの国も関与しているみたいです!

著者も言っていますが、世界はまさに戦国時代ですね!!!

自国の利益を守るためにしのぎを削り合っています!!!

そんな中で、脳天気なのは、日本かもしれないと思いました!!!

従米隷属ですが、その米国から裏切られたらどうするつもりなんでしょうか???

実際過去にニクソンショックで裏切られている訳ですから!

私が常々思っているのは、米中を手玉に取るくらいじゃないとこれからは生き残れないでしょう!!!

基本的に日本人は、真面目で、すぐに信用してしまいますから!

それは、それで良いんですが、魑魅魍魎が跋扈する世界状勢では、追いはぎに会うのと同じ事かもしれません!

信用はしても、盲従しない!

情勢を自分で分析するくらいじゃないとダメでしょうね!!!

何か事が起こると言う事は、そこで得するグループや人間、何かしら裏がある訳ですから!!!

これからは、軍事、エネルギーだけでなく、気候変動で、水、食料の奪い合いになる可能性もありますし。

この戦国時代を生き残るための問題提起をしている本だと思います!!!

今日の食事
朝食:オクラスープ、コーヒー。
昼食:青汁。
間食:ブラックチョコレート、コーヒー。
夕食:雑穀米、もずく酢、梅干し、麩と油揚とじゃが芋の味噌汁、ゆで豚肉、ゆで茄子、レタスのサラダ、麻婆豆腐。

今日の天気最高気温29.3℃。最低気温19.6℃。湿度54%。