八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

霧の一日でした。

2009年05月06日 | Weblog
         
八島湿原は午後5時の時点で、広場から八島ヶ池が見えないほどの霧でした。

今日は一日中雨と霧で、気温も上がらず、着込んでいても寒いと感じました。季節は確実に夏に向かっており、霧ヶ峰も日中は大分暖かくなったと感じていましたが、まだまだ油断はできないようです。霧ヶ峰に来られる際は温度調節のしやすい服装を心がけるとよいと思います。


静かな霧の中で、時折ウグイスやホオジロのさえずりが響いていました。






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邪魔だなぁ

2009年05月03日 | Weblog
      
写真がちょっと暗くてすみません。こんなものを見つけました。

なんだかわかりますか?
白いものは紙のゴミです。その中心付近にキンミズヒキの葉がのぞいています。
周辺にもたくさんキンミズヒキがあり、みんなすでに葉を広げていましたが、このキンミズヒキはゴミがあったために出遅れてしまったようです。

キンミズヒキ「・・・邪魔だなぁ・・・」





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これでも花なんです。

2009年05月02日 | Weblog
          

まだ芽吹く前の枝に垂れ下がるこの物体…実は小さな花の集合体なんです。近づいてよーく見てみると小さな花が一個一個観察できて、おもしろいですよ。
この花の集合体は雄花序です。この写真には開花した雌花序も写っていますが、どれだかわかりますか?
雄花序の上側についていて、卵から赤いヘビの舌がでているような物体が雌花序です。雌花序は芽鱗(芽を包んでいるもの)に包まれたまま開花します。ヘビの舌のようなものは花弁ではなくめしべです。

この花たちは湿原前の広場を歩いていて発見しました。垂れ下がっている物体が花ということは知っていましたが、その上についている物体も花とは初めて知りました。「花」と聞いて思い浮かぶような花の形をしていませんでしたので、驚きました。

花にはいろんな形があると思います。
色鮮やかだったり、大きかったり、小さかったり、この花のように「花らしくない」花だったり…。

これからの季節、八島湿原でどんな形の花に出会えるでしょうか。


あ、ちなみにこの木はツノハシバミです。







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