八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

高層湿原の凸凹

2007年05月07日 | Weblog
八島ヶ原湿原は約1万2000年かけて作られた高層湿原です。高層湿原は主に雨水によって涵養されるミズゴケの湿原でその表面は小さい凸地と凹地からできています。ここでは、水のたまる凹地でミズゴケが生長し、やがてミズゴケ自身の堆積によってその場所が凸地になります。そして新たな凹地でミズゴケが生長しこれが繰り返されて湿原全体が高く生長していきます。湿原の草本が伸びてくる前の今の時期、この凹凸を歩道からよく見ることが出来ますよ。
八島ビジターセンターではミズゴケの標本をはじめ高層湿原に関する多数の資料も展示してあります。是非ご利用ください。

シュレーゲルアオガエルが鳴きはじめました。

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■開館 午前9:30~午後4:30分
■TEL 0266-52-7000 (お気軽にお問い合わせください)
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