八島ビジターセンター

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雲、雷、その後

2010年07月02日 | Weblog
昨日は夕方から夜にかけて激しい雷雨となりました。その影響で湿原前の広場にはいくつか川が出来たようです。
            
向かって右側が高くなっているので、右から左へ水が流れたあとがついています。

            

こんなにはっきり太い川が出来ていたところも・・・。
湿原方面に流れこんだ様子です。この川の先の植物は根っこが地表に露出した状態になっていました。水の流れが激しかったので、根っこを覆っていた土が流されてしまったようです。
雨(水)は土などを流します。たくさん降れば土石流などが起き、大量の土砂が流出することだってあります。少量の雨でも多量の雨でも、一回降る度にその場の地形を多少変えているのではないでしょうか。
現在の霧ヶ峰高原のなだらかな地形は、雨風の浸食が作り上げたといわれています。
いまでも雨(水)の降るこの場所は、あと何千年、何万年後にはまったく別の形をしているかもしれませんね。


            
また今日も雲がもくもくしてきましたよ。



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