さわやかな風が吹く八島湿原です。新緑の甘いにおいがします。空気にズミの花の薫りもまじるようになってきました。みずみずしい、とてもよい季節です。
午後6時過ぎ。傾いた太陽がカエデの木を照らしていました。
陽が落ちる寸前。まだ葉を開ききっていないミズナラが妙に立体的に見えます。
太陽が見えなくなりました。この季節特有の、木々のシルエットが美し夕方です。最近あまりこんな夕方に出会ってなかった気がします。単に私が外を歩いていないだけかもしれませんが、、、。今年もこんな夕方に出会えてよかったです。
そして夜の始まり…
鎌ヶ池から広がった来た霧が湿原を覆いました。湿原だけに霧が溜まる、個人的に大好きな現象です。年に数回この光景に出会います。
霧に近づき…
霧の中に入ります。
霧に入る前よりもひんやりした空気に体が包まれているのがわかります。霧の外と中ではにおいが違います。空気の触り心地も違います。基本的にひんやりしているのですが、時々暖かい空気にあたります。
夕方から夜の始まり…
人気(ひとけ)がなく、薄暗いこの時間帯の湿原は昼間とは全く別世界です。
どのくらい別世界かは体験した人にしかわかりません。
ま