八島ビジターセンター

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どうしてこうなった!?(イモムシ記事)

2015年08月27日 | Weblog
今回もイモムシです。不思議な状態になっている(そして死んでいる)ハバチの幼虫に出会いました。こんな状態になぜなってしまったのか、疑問です。










ススキの穂に頭をくっつけてぶら下がっているハバチの幼虫。死んでいます。ススキの穂が揺れるのと一緒にゆらゆら。こんな状態になっているイモムシは初めて見ました。



別角度1


どうやって頭だけくっつけたのでしょう。どういう状況!?



よーく観察してみたら、衝撃の事実が発覚しました!!




ススキの穂にかみついたまま死んでいる!!??
ハバチのアゴはがっちり穂を挟んでいます。自分のアゴの力(?死んでますが)でぶら下がっているのです。



どうしてこうなった!?全くわかりません。
やはり菌の仕業でしょうか?バッタとか毛虫とかがよく草の高いところで死んでいますが、あれと同じなのでしょうか。
ススキの穂をアゴで挟んでるということは食べようと思ったのでしょうか。
ススキの穂を食べるハバチは知りませんが、そういう種類でしょうか????

全くわかりません。もし同じような状況を知っている方がいたら教えてほしいです。


このハバチはここままにしてあります。どうなるか観察したいですが、数日後にはなくなっているかもしれませんね。ちょっと触っただけでぽろっといきそうです。



たまたま気づいた今回の出来事。もしかしたら自然界では日常茶飯事かもしれません。木道の外側の世界(私たちが入れないところ)には知らないことが本当にたくさんあるんですね。



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