八島ビジターセンター

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季節の変化とシシウドの虫

2009年09月12日 | Weblog
          
今日の八島湿原は雨が降っています。一週間ぶりのまとまった雨。とのところ水の流れていなかった観音沢は復活する(水が流れる)のでしょうか。

10日の八島湿原の最低気温は2.6度でした。霜も降りたそうです。湿原にふと目をやると、こないだまで元気だったはずのヤマドリゼンマイが茶色くなっていました。季節が進むのは早いですね。ススキも大分目立ってきました。秋です。サラシナショウマやノコンギクが目立ちます。

季節の変化は風や植物、動物などの自然のちょっとした変化に気づくことで感じとることができます。うまく言えないですけど、その変化に気づくことができるって、本当はとてもすごいことなのではないでしょうか。自分以外の周りのこと、周囲に興味を持ち、小さな変化に気づくことができるというのは長い時間かけて人間が得てきた部分なのではないでしょうか。うまく言えないですけど。ただ、人間だけが特別!って言いたいのでは全くなく、人間はそういう特徴をもった生き物で、この地球に生きてる生き物のひとつなんだってことがとっても大切だと思うのです。

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シーズン終盤のシシウド。シシウドの花の最盛期にはたくさんの虫たちがシシウドの花を訪れていました。じゃあ、花の無くなったシシウドは虫たちに人気がないのかな?というと、そうではないのです。
          
茎ガジガジ。

          
アリもたかります。

いろんな動物の体の一部になっていくシシウドでした。



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