八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

モウセンゴケ

2008年07月17日 | Weblog
           
湿原の中は「貧栄養・強酸性・水びたし」など、多くの植物にとっては生育することが非常に厳しい環境です。そのことは一方で、湿原の中だからこそ生きられるモウセンゴケやワタスゲなどの生育する場を提供し、ミズゴケ類が敷き詰められた泥炭上において数多くの湿性植物が育まれています。

今、八島ヶ原湿原ではキリガミネアサヒラン、トキソウなどがちょうど見頃。モウセンゴケもきれいな蕾をつけ始めました。モウセンゴケは食虫植物として有名な植物ですが、そんな生態とは似合わずかわいらしい白い花をつけます。

湿原の中の草花を観察するには、木道から少し遠いですので是非双眼鏡を携えてお越しください。

その他、湿原周辺も花シーズン本番を迎えました。注目のニッコウキスゲの見頃は場所によりますが今週末から来週にかけてとなりそうです。

三連休は天気も良い方向へと向かっているようですね。
皆さんのお越しをお待ちしております!!


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